モハメイドペーパーの      何が出てくるか2

かなり「鉄」分が多めの内容になっています。             2019年11月以前のバックナンバーはこちら。             http://jorctk.cocolog-nifty.com/                    カウンターはココログからの通算です。

京浜急行電鉄

京急バスの最長?路線に乗る

2月中頃、シグ鉄さんから京急の株主優待乗車証が送られてきました。ありがたいことですが、これは「単純な電車の往復だけではなく、なにかおもしろいコースを考えろ」という意味も込められていると解釈しましょう。期限は5月31日まで。電車は全線乗っているから、変化をつけるとしたらバスしかありません。逗子あたりから半島の西側を葉山~油壺と経由して三崎港に行けないかと運転系統を調べたのですが、少なくとも数回は乗換えが必要になります。土地勘のない場所での乗換えは避けたいのでこの案はボツ。さらに調べた結果、横須賀中央~衣笠十字路~三崎港の須7系統と、三崎港~剱崎~三浦海岸の海35系統を乗継げは,半島の先端部をぐるっと回れることがわかりました。

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実行したのは5月24日、連休の頃ではなく平日を選んだのには相応のわけがあります。横須賀中央に降りたのは2度目かな。

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ペデストリアンデッキから見た駅前通り。三崎港行きのバス乗り場は信号の先の右側です。平日の午前中なのに高校生がぞろぞろ歩いているのは、中間テストの時期なのだろうか。

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3系統あるけど須6と須8は途中止まりなるだけで、途中の経由は同じです。

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三崎港まで行くのは概ね1時間に1本。それはいいとして、土曜・日祝は運行がありません。ということは通勤路線なのだろうか。いずれにせよ連休中は乗れなかったのです。

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11:19発の三崎港行き、ほぼ定時に来ました。数人乗って座席が半分埋まったくらい。終点まで乗るので一番後ろの席に座ります。

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このバス停、読めるかな。不入斗は「いりやまず」で、一太郎はちゃんと変換できた。

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10数分走ると衣笠十字路で、横須賀線の衣笠駅が近いせいか客の半分くらいが入れ替わる。衣笠公園は地図で見ると何もない丘の上の一帯のようだ。時間がある時に行ってみたい。

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半島の背骨部分を越えるので、トンネルを2箇所潜った。道路はハイキングコースになっている武山の山裾を回っている。

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三浦縦貫道を潜り、林の三叉路を左折。もう相模湾側で右側(海側)に陸上自衛隊の駐屯地や工科学校が続く。家並みは途切れて畑が広がり、三浦半島は農業地帯であることを実感する。

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三崎口でも客の入れ替わりがあり、その先は昨年、城ヶ島に行ったのと同じ道を走る。三崎東岡は三崎港のひとつ手前で、バスの営業所がある。所定12:22着のところ約10分の延着。横須賀中央から乗通したのは私だけのようだった。途中に大きな工場とか学校もなく、この系統の存在意義はいまひとつ理解しがたい。

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バス停の目の前から観光船がでているけど、これには乗らない。

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ショッピングセンターの中にあったクレーンゲームはマグロの一本釣りができる。流石に三崎港だわ。

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漁港もいろいろな分類があるらしい。本港があるなら分港とかもあるのか。

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バスターミナルというにはささやかなスペース。後ろの建物は交番。

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次に乗るバスは海35系統で、ほぼ1時間に1本。13:20発に乗る。

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案内図があったので、本日のコースを確認してみる。赤線が須7系統、緑線が海35系統の経路になる。

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海35系統は215号線を走る。剱崎は半島先端部の東端で剱崎灯台がある。

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10分足らずで市街地を抜ければ、あとはひたすら農村地帯を走る。

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地図では海岸沿いのように見えるが、実際は標高20~30mくらいの所を走り、海が見える箇所は少ない。遠くの陸地は房総半島。

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畑の中のバス停。夜は真っ暗になるんだろう。

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下ったらまた上る。三浦半島は結構起伏が多い。

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灯台があるのは剱崎(つるぎざき)、近くの小学校は剣崎(けんざき)。ややこしや、ややこしや~。

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江奈湾に面した松輪漁港。波打ち際を走るのはこの付近だけ。

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半島の東端を掠めて北に向きを変えると、目の前に東京湾が見えてくる。前方の煙突は横須賀の火力発電所。

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これもちょっと読めない地名。下のローマ字でわかるとおり「とがり」なのです。

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終点の手前で読みは「かみみやだ」。京急が三浦海岸まで延長する時、当初の駅名はこれでした。延長に合わせて増備した1000形が上宮田の方向幕を出している写真も公表されています。

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間もなく終点。所定14:05着でほぼ定時でした。

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延長当時は海水浴客で大賑わいだったけど、今はひっそり。高架の桁に錆が目立つ。

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この日初めて電車を撮った。

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車端のクロスシートを確保。久里浜で2100形の快特に乗継げた。

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やはりクロスシートは快適。うつらうつらしているうちに品川到着。これで株主優待券は4枚消化したけど、まだ3枚残っているのはどう使おうか。

*明日から3日間(6月1~3日)、留守になります。

城ヶ島の磯に雨は降らなかった

シグ鉄さんから頂いた京急の株主優待乗車証の期限が5月31日。トレインフェスタが終わってからどこに行くかを考えようと思っているうち、5月も残り数日となってしまいました。乗車証は4枚、1往復で2枚使うとして2回出かける日数は残っていない。1枚も無駄にはしたくないけど、さぁどうしよう。

・・・・・・

しばし考え、乗車証はバスにも乗れることに気がついた。三崎口からバスで一番遠くまで行けるところといったら、三崎港から海を渡った城ヶ島。そうだ、城ヶ島に行こう。

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5月30日、品川から快特に乗り、50分ほどで久里浜到着。終点まであと10分足らずと思ったら、なんとここで10分停車。普通なら平気で10分くらい待たせる京急だけど、快特をこんなに足止めさせていいんかい。

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時刻表を見てその疑問は解けました。この春のダイヤ改正で昼間は久里浜~三崎口間の列車が間引かれていたのです。

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12:34、久里浜止まりの快特が到着し、この接続を取って発車。その昔、久里浜止まりの快特と三崎口までの特急が20分ごとに運転されていたのと同じパターンです。減量ダイヤになったのは知っていたけど、こういうカラクリがわかっていれば、品川で1本見送るんだった。

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三崎口の発車案内。上りも久里浜で始発の快特を先発させて10分停車します。

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三崎口は「みさきまぐろえき」になっています。城ヶ島行きのバスは1時間に2本くらいで、タイミングよく5分ほどの接続でした。

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ほぼ満席だったバスは三崎港で8割方が降り、城ヶ島まで乗るのは7・8人でした。正面に見えるのが城ヶ島で、赤丸が城ヶ島灯台、バスの終点もその近くです。

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港をぐるっと回ったところで城ヶ島大橋が見えてきた。

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橋の中程から三崎港を見下ろします。

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30分ほどで城ヶ島に到着。この前に来たのは小学校の遠足で、当然、橋はなく船で渡ったはずです。周囲は江ノ島と同じような雰囲気だけど、かなり寂れています。名物のまぐろ丼は1500円くらいが相場のようで、そこまでして食べる気にはなりません。

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太平洋側の海岸に向かう道が灯台通りで、3分も歩かないうちに灯台入口に着きます。

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この階段は割と最近に整備されたようです。植物への日当たりを妨げないよう格子状になっているので、細いヒールは突き刺さらないように気をつけろという注意書きがあります。

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洒落た雰囲気の東屋なんだけど、はっきりいってミスマッチです。

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本土側の眺め。右上に城ヶ島大橋が見えます。

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こちらが太平洋側。

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こういう彫刻があるのもお決まりです。

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灯台はもっと高いと思っていたけど、意外と低い。

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遠足の時は内部を見学したような覚えがあります。今は無人で見学もできません。

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こちらが順光で全容がよくわかります。

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これ、JOGASHIMAという文字で島を形取っています。ハートマークが灯台で、左(西側)
が今いる城ヶ島灯台、右が東端にある安房崎灯台です。

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灯台の先は行止まり。戻って海岸に降りてみます。

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海岸近くの廃屋。こんなのが何軒かありました。これ以上めぼしいものはないので、バス乗り場に戻ります。

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次のバスまでは40分以上間があるので、時間潰しに少し先のバス停まで歩いてみます。10分弱で橋の下まで来ました。

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橋の下近くに白秋碑前というバス停があり、そこで待つつもりでしたが、目の前に階段があったので登ってみました。島全体が公園なんですね。

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道路が螺旋状に高度を稼ぐところを一気に登ったわけで、橋の袂に出ました。もう一度下に降りるくらいならこのまま橋を渡ってやろう。

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真ん中あたりは柵も低く、写真を撮りやすい。ブラブラ歩いて写真撮ったりしているのは私だけでした。

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西側(相模湾側)が港の出入り口のようです。三崎港から見れば城ヶ島が天然の防波堤になっているわけです。

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東京湾側、真ん中の鉄塔(煙突)が横須賀の火力発電所。後方にうっすら見えているのは「臼が住む」房総半島です。

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写真を撮りながらでも10分足らずで橋を渡りきりました。ほどなく来たバスは予想に反してかなりの混雑。島内にこんなに人がいたのだろうか。三崎港で少し入れ替わりがあり、なんとか座れました。

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帰りは三崎口発も10分ごとになっています。しかし、2100形はウィング号に使うため15時台から一旦久里浜車管に取込まれ、来るのはロングシート車ばかり。1両に2箇所のクロスシートを確保して品川
に戻りました。

というわけで株主優待乗車証は無駄なく使い切りました。シグ鉄さま、ありがとうございます。城ヶ島はこんなものとして、三崎港は少し時間をかけて歩いてみたい。みさきまぐろきっぷを使えばまぐろ丼も割引で食べられるし。

久しぶりに京急を撮影

 6月18日、時々雲がかかる空模様でしたが、梅雨入り前の貴重な晴れ間を無駄にはできません。先週の西武通いから一転して京急に足を向けました。

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京急は以前から平和島で定点撮影していましたが、昼間の空港系統が快特になってからは、狭いホームの先端で構えるのが安全上問題ありと感じて敬遠していました。本線筋は他の駅も同じような状況だから、都営線方面からの乗入れ列車をそこそこ安全に撮れそうなのはここ、糀谷しかありません。
 ということで11時過ぎに現地到着。まだ側面は十分に陽が回りません。都営車は5500形が幅を効かせています。前面のラインはスピード感を強調しているのだろうけど、あまり好きにはなれませんね。行き先表示はフルカラーLEDなのに1/1250秒てバーコード状態です。

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京急ファンからは嫌われているステンレス車体の1000形。私はそんなに悪くはないと思います。ただ、窓が開閉できるせいもあるのか、走るとアルミ車体より車内の騒音レベルが高い気がします。

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北総鉄道7300形、京成電鉄からのリース車両で、車号が7800代になっています。今やGTOの唸りが聞けるVVVF車は貴重な存在になっています。

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北総まで含めた相互直通30周年のマーク付きが来ました。

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マーク付きを後追いで。横浜方面はポイント制限なしなのフル加速だから、標準ズームの望遠端では追い切れません。

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アルミ車体の1000形。シーメンスのインバータでも音階は出ないタイプです。

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京成電鉄3700形。方向幕はフルカラーLEDになっているけど、高速シャッターには対応していません。

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8連の1500形で車号は1700代。雲がかかって色が冴えません。

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京成電鉄3000形。最近になって前照灯が白色LEDに変わっています。以前、京成の関係者から「当社は保安装置との関連から前照灯は白熱灯でないとだめ」と聞いていましたが、事情が変わったようです。京急もそれに合わせて前照灯のLEDは電球色にしていました。

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6連の1500形は4連と8連を組換え、VVVF改造したもの。これにより1600代が空きになっています。12時近くになった頃、若くて礼儀正しい「鉄」がやってきました。なんでも最近デビューした1000形のデュアルシート車がこのところエアポート急行の決まったスジに入っているそうです。

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彼の予言は的中しました。ちょうど陽の回りもよくなり、足回りも潰れません。ステンレス車体でも側面に凹凸が目立たないのが特徴で、そのためにだいぶ余計な金をかけているようです。4連は普通列車主体なので、昼間は2本併結してエア急に入れ、走行キロを稼いでいます。

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京成電鉄3100形。これも相互直通運転30周年のマーク付きです。前面デザインが変わり、帯もオレンジ色になったので、パッと見て京成のイメージが湧いてきません。あとから撮影データを見ると、京急車、京成車(3700形を除く)のフルカラーLEDはシャッタースピード1/1000でも切れませんが、都営5500形は1/500でも崩れる時があります。

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せっかくだから空港から戻ってくるデュアルシート車に乗ってみました。椅子そのものに大きな違いはありませんが、ドア間の8人掛けが6人掛けになり、1両で12人も座席数が少なくなっています(中間車基準)。20m・4ドア車は6人減だから座席減少率はかなり高い。

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乗ったのは神奈川新町まで。2-3両目には大型トイレがあるので、海側の側面は窓がありません。重量配分から2M2Tとなり、制御装置はサハに搭載されています。本来なら従来の1000形とは形式を分けてもよいくらいですが、相直車なのでなんとか1000代に収めたいのでしょう。
 ここで一旦改札を出て上りに乗換え、次の子安まで進んだら、先行の快特が人身事故で運転見合わせとなりました。運転再開までには1時間ほどかかりそうなので京急は諦めて国道を新子安まで歩き、JRで帰宅しました。  

昭和39年1月の記録

 古いネガシリーズはやっと昭和39(1964)年に入ります。1月に撮影したもので、カメラはまだピント合わせが目測式のセミ判です。

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大晦日の終夜運転で明け方の江ノ島に行き、狙った初日の出は雲がかかって撃沈。それから江ノ電で鎌倉に来ました。今も江ノ電の最古参として現役の300形305編成、降車ホームで人がいなくなるまで待ちました。

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スカ線に乗って大船で下車。東海道本線と立体交差している部分です。狙った場所ではないのですが、最後尾がモハ43だったので、慌ててシャッターを切りました。このあと祐天寺の親戚に寄り、寝不足で空腹のところに慣れない日本酒を飲んでヨレヨレになりました。

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これは2日か3日だったと思います。青梅線の西立川から留置していたタンク車(米軍用のタキ3000)が暴走し、立川で停車中の電車に衝突してガソリンに引火。電車4両が丸焼けになりました。テレビのニュースを見て昼頃、現場に駆けつけたものです。写真は2・3両目で右がクモハ11形200番代、左は同400番代です。

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これは中央線の上り電車から撮ったようですが、時系列がはっきりしません。青梅電車区へ収容する時で、左に8620形のテンダーが見えます。もろにぶつかったクハ16形はだいぶ車体が歪んでいます。

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青梅線と中央線が分かれる三角地帯に来ています。今は自転車置き場になっているあたりです。

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青梅寄りから2両目。だいぶ野次馬が集まっています。

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火ダネになったタキ3000形。西立川の側線に留置していたところ、ブレーキのエアが抜けて転動し、木製の車止めを壊して本線に入り、そのまま下り勾配を加速。衝突時には30~40km/hくらいになっていたようです。

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数日後、まだ松の内だったと思います。京浜川崎を出発した大師線の列車。

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次の列車で終点まで乗りました。当時の終点は塩浜でした。左に振れば川崎市電がいるはずですが、写していません。

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工場の引込み線から出てきたC11。上の写真で手前に写っている線路だと思います。このあと、京急で戻ったか、市電に乗ったのかは記憶にありません。

 本日(6日)の午後、EF64狙いで下総中山に出向きましたが、見事に被られました。土休日は平日より下り緩行の発時刻が1分遅いのが敗因です。

京急、大師線の干支マーク

 京急では年が明けてから節分まで、大師線の電車に干支マークを付けるのが恒例となっています。今年もいずれ撮りに行こうと思っているうちに早2月。これはいかんと最終日の2日、駆け込み撮影してきました。

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最初のご対面はこれ。

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正面から。わかりやすいデザインだし、色使いもすっきりしています。この日はこれが1本でした。

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もうひとつのはどこに牛がいるの?という感じです。

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アップで見ても今ひとつわかりにくい。午後から仕事の打合わせがあるので沿線で撮る暇はなく、早々に撤収しました。
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