18きっぷの4回目は房総半島一周を考えました。単純に内房線~外房線を回るだけでは時間が余るので、それなら成田線、総武本線もと欲張り、出発から帰宅までの約10時間、ほとんど乗りっぱなしの旅になりました。

今回は総武線快速に乗換える錦糸町を出発点とゴールにします。8:32、電留線はまだ空っぽと思っていたら、早速ひと仕事終えたE217系が入線してきました。

約5分後にはE257系が到着。特急「湘南」で一稼ぎした編成でしょう。総武線快速はE217系とE235系を乗比べたいので、本数の多い時間帯にE235系が来るのを待ちます。

錦糸町8:41~千葉9:11、721F、クハE235-1001、乗車距離34.4km、乗車時間30分、表定速度68.8km/h。
E235系は近郊タイプのトップナンバーでした。複々線区間なので表定速度は高い。

クハE235-1001の車内。吊り手が標準的なタイプに変わっています。袖仕切りの形も山手線用とは少し違うような・・・。

基本編成と付属編成の連結部分。E233系のように丸みがないから、ずいぶんと狭く感じます。模型だってらSカーブで確実にワイパーがぶつかるでしょう。

乗継ぎ時間に余裕があるので、改札の外に出でモノレールを撮影。

千葉9:35~成田10:07、1439M、クハ209-2131、乗車距離29.2km、乗車時間32分、表定速度54.8km/h。
日中の成田線は銚子までの直通がなく、成田で系統分割されています。4連なのでホームのなかほどに止まります。

千マリ配置の209系は編成両端のクハがセミクロスシートになっているので、なるべくこれに乗るようにします。

クロスシートの窓下に取付けられたミニテーブル。ここに腰掛けようなんてヤツがいるのか。

成田到着、乗ってきた電車は留置線に引き上げます。それにしても外板の汚れが目立つ。特にドアのガラスは茶色くなっています。

これ以後、改札を出ることはないので、外の空気を吸っておきます。

乗換え通路には今時珍しい待合所があります。

成田10:41~松岸11:53、2441M、クハ209-2131、乗車距離62.2km、乗車時間72分、表定速度51.8km/h。
銚子行きは千葉から乗った編成だったので写真は省略。佐原を過ぎると1両に10数人くらいの乗車率でした。写真は水郷~小見川間で、沿線は田植えの準備が始まっています。

笹川で上り列車と交換のため3分ほど停車。成田線は佐原以外にめぼしい都市もなく、香取から先は貨物列車も走らないので、だいぶ線路状態が悪くなります。

松岸で総武本線と合流。ここでは原則として成田線~総武本線相互の乗継ぎができるダイヤになっています。ホームは右から1~3番線で、2番線到着なら対面乗換えできるのだけど、この列車は3番線に入ります。

跨線橋から万歳して撮影。その間に2番線を銚子行きの特急が通過してゆきました。このあたりは風が強いのか風力発電の風車が目に付きます。

成田線の駅名票は特別なデザインでした。これ、厳密には総武本線ですが。

松岸11:58~成東12:45、352M、モハ208-2107、乗車距離40.4km、乗車時間47分、表定速度51.6km/h。
千葉行きの352Mは6連、先頭のクハ208-2107はクロスシートに空きがなく、2両目に乗車しました。途中の八日市場で交換。総武本線は飯岡、旭、八日市場など中規模の街があり、千葉行きのせいもあって各駅はそこそこの乗車があります。

成東は同じホームで東金線に乗換えられます(上り列車の場合)。左が総武本線、右が東金線で走る方向は逆なのにどちらも千葉行き、車両の向きも逆になっています。

成東12:48~大網13:05、1644M、クハ208-2103、乗車距離13.8km、乗車時間17分、表定速度48.7km/h。
東金線は大きく右にカーブして総武本線と離れます。6連は外房線、内房線対応なのでしょう。東金線内はガラカラでした。

大網はかつて外房線がスイッチバックする配線になっていました。屋根のある部分の階段を降りると改札から駅の外に出てしまい、外房線へは左の連絡通路を通って乗換えます。

回り道のようだけど、これが最短経路なのです。

大網13:08~上総一ノ宮13:30、4221A、クハE233-5104、乗車距離20.1km、乗車時間22分、表定速度54.8km/h。乗換え通路から撮影しているうちに上総一ノ宮行きの快速が到着。日中、東京からの上總一ノ宮行きは京葉線からの直通なので、どう頑張ってもクロスシートには座れません。途中、新茂原の手前には貨物駅を作る予定だった線路が残っています。

上総一ノ宮13:40~君津16:29、3241M~3140M、クモハE131-5、乗車距離131.4km、乗車時間169分、表定速度46.7km/h。
この区間はE131系の2連なので、乗継ぎを考えて上總一ノ宮到着前に中間の6号車に移動しました。ホームに降りてもまだ木更津行きの姿は見えません。E131系は連結面寄りのドア間に1組ずつのクロスシートがあるので、進行方向窓側となる席は2両で4人分のみ、車内で昼飯とするのでなんとしてもこの席を確保しないといけません。乗車位置目標をしっかり確認して先頭から3番目のドア位置で待ち、首尾よく前向き右側の席を確保できました。折返し時間は5分そこそこ、かなりタイトなダイヤです。

東京行きとなる快速は発車時点ではガラ空き。こちらはドア脇に立つ人もいますが、各駅ごとに降りる人が多く、御宿を過ぎると座席定員以下となりました。

落ち着いたところで車号を撮影。列車はクハが先頭です。朝に地元で仕入れておいたパンで昼食としました。クハのトイレも使ってみたけど、広すぎてなんだか落ち着かない。

上総興津で特急、安房天津で普通と交換。まもなく安房鴨川です。

14:44、安房鴨川到着。10分停車で乗務員が交代、列車番号も変わってここから内房線になりますが、地理的には千倉あたりまでが外房になります。

鴨川シーワールドなんかのレジャー施設もあるのに乗降客は少ない。停車時間中に車内の清掃をしていました。JRの文字がある部分がクロスシートで、私は反対側に陣取っていました。209系、E131系のラインカラーはウクライナの国旗とほぼ同じですね。

和田浦で交換、先頭車は運転士側にカーテンが降ろされていたので、後部から撮りました。

館山で交換、乗客も多少の入替わりがあり、車内はすこし立ち客が出るくらいに。学校がある時期はもう少し混むのだろうか。写真は竹岡の手前で、海の向こうに見えているのは三浦半島の久里浜あたりでしょう。

16:29、君津に到着。右側の逗子行き快速が先発するので、大部分はそちらに乗換えます。全員が降りたわけではないので、車内の写真は撮れなかった。

君津16:35~錦糸町17:53、4672F~1672F、モハE217-39、乗車距離76.5km、乗車時間78分、表定速度58.8km。
最終区間はE217系で締め。この形式にまとまった距離を乗るのはこれが最後かも知れません。五井では小湊鉄道の車庫に首都圏色のキハ40が2両止まっていました。

あとは居眠りしていてもいいやとカメラをしまったところ、蘇我でEH200の試作車が止まっていたので、慌ててカメラを取り出して1枚撮っておきました。

17:53、予定どおりに錦糸町到着。延々408.1kmの旅は終了しました。いわゆる汽車区間は1時間に1本の運転ですが、接続に無駄な時間がないダイヤが組まれていると思います。欲をいえば待ち時間にもう5分くらい余裕が欲しいところでしょうか。

今回は総武線快速に乗換える錦糸町を出発点とゴールにします。8:32、電留線はまだ空っぽと思っていたら、早速ひと仕事終えたE217系が入線してきました。

約5分後にはE257系が到着。特急「湘南」で一稼ぎした編成でしょう。総武線快速はE217系とE235系を乗比べたいので、本数の多い時間帯にE235系が来るのを待ちます。

錦糸町8:41~千葉9:11、721F、クハE235-1001、乗車距離34.4km、乗車時間30分、表定速度68.8km/h。
E235系は近郊タイプのトップナンバーでした。複々線区間なので表定速度は高い。

クハE235-1001の車内。吊り手が標準的なタイプに変わっています。袖仕切りの形も山手線用とは少し違うような・・・。

基本編成と付属編成の連結部分。E233系のように丸みがないから、ずいぶんと狭く感じます。模型だってらSカーブで確実にワイパーがぶつかるでしょう。

乗継ぎ時間に余裕があるので、改札の外に出でモノレールを撮影。

千葉9:35~成田10:07、1439M、クハ209-2131、乗車距離29.2km、乗車時間32分、表定速度54.8km/h。
日中の成田線は銚子までの直通がなく、成田で系統分割されています。4連なのでホームのなかほどに止まります。

千マリ配置の209系は編成両端のクハがセミクロスシートになっているので、なるべくこれに乗るようにします。

クロスシートの窓下に取付けられたミニテーブル。ここに腰掛けようなんてヤツがいるのか。

成田到着、乗ってきた電車は留置線に引き上げます。それにしても外板の汚れが目立つ。特にドアのガラスは茶色くなっています。

これ以後、改札を出ることはないので、外の空気を吸っておきます。

乗換え通路には今時珍しい待合所があります。

成田10:41~松岸11:53、2441M、クハ209-2131、乗車距離62.2km、乗車時間72分、表定速度51.8km/h。
銚子行きは千葉から乗った編成だったので写真は省略。佐原を過ぎると1両に10数人くらいの乗車率でした。写真は水郷~小見川間で、沿線は田植えの準備が始まっています。

笹川で上り列車と交換のため3分ほど停車。成田線は佐原以外にめぼしい都市もなく、香取から先は貨物列車も走らないので、だいぶ線路状態が悪くなります。

松岸で総武本線と合流。ここでは原則として成田線~総武本線相互の乗継ぎができるダイヤになっています。ホームは右から1~3番線で、2番線到着なら対面乗換えできるのだけど、この列車は3番線に入ります。

跨線橋から万歳して撮影。その間に2番線を銚子行きの特急が通過してゆきました。このあたりは風が強いのか風力発電の風車が目に付きます。

成田線の駅名票は特別なデザインでした。これ、厳密には総武本線ですが。

松岸11:58~成東12:45、352M、モハ208-2107、乗車距離40.4km、乗車時間47分、表定速度51.6km/h。
千葉行きの352Mは6連、先頭のクハ208-2107はクロスシートに空きがなく、2両目に乗車しました。途中の八日市場で交換。総武本線は飯岡、旭、八日市場など中規模の街があり、千葉行きのせいもあって各駅はそこそこの乗車があります。

成東は同じホームで東金線に乗換えられます(上り列車の場合)。左が総武本線、右が東金線で走る方向は逆なのにどちらも千葉行き、車両の向きも逆になっています。

成東12:48~大網13:05、1644M、クハ208-2103、乗車距離13.8km、乗車時間17分、表定速度48.7km/h。
東金線は大きく右にカーブして総武本線と離れます。6連は外房線、内房線対応なのでしょう。東金線内はガラカラでした。

大網はかつて外房線がスイッチバックする配線になっていました。屋根のある部分の階段を降りると改札から駅の外に出てしまい、外房線へは左の連絡通路を通って乗換えます。

回り道のようだけど、これが最短経路なのです。

大網13:08~上総一ノ宮13:30、4221A、クハE233-5104、乗車距離20.1km、乗車時間22分、表定速度54.8km/h。乗換え通路から撮影しているうちに上総一ノ宮行きの快速が到着。日中、東京からの上總一ノ宮行きは京葉線からの直通なので、どう頑張ってもクロスシートには座れません。途中、新茂原の手前には貨物駅を作る予定だった線路が残っています。

上総一ノ宮13:40~君津16:29、3241M~3140M、クモハE131-5、乗車距離131.4km、乗車時間169分、表定速度46.7km/h。
この区間はE131系の2連なので、乗継ぎを考えて上總一ノ宮到着前に中間の6号車に移動しました。ホームに降りてもまだ木更津行きの姿は見えません。E131系は連結面寄りのドア間に1組ずつのクロスシートがあるので、進行方向窓側となる席は2両で4人分のみ、車内で昼飯とするのでなんとしてもこの席を確保しないといけません。乗車位置目標をしっかり確認して先頭から3番目のドア位置で待ち、首尾よく前向き右側の席を確保できました。折返し時間は5分そこそこ、かなりタイトなダイヤです。

東京行きとなる快速は発車時点ではガラ空き。こちらはドア脇に立つ人もいますが、各駅ごとに降りる人が多く、御宿を過ぎると座席定員以下となりました。

落ち着いたところで車号を撮影。列車はクハが先頭です。朝に地元で仕入れておいたパンで昼食としました。クハのトイレも使ってみたけど、広すぎてなんだか落ち着かない。

上総興津で特急、安房天津で普通と交換。まもなく安房鴨川です。

14:44、安房鴨川到着。10分停車で乗務員が交代、列車番号も変わってここから内房線になりますが、地理的には千倉あたりまでが外房になります。

鴨川シーワールドなんかのレジャー施設もあるのに乗降客は少ない。停車時間中に車内の清掃をしていました。JRの文字がある部分がクロスシートで、私は反対側に陣取っていました。209系、E131系のラインカラーはウクライナの国旗とほぼ同じですね。

和田浦で交換、先頭車は運転士側にカーテンが降ろされていたので、後部から撮りました。

館山で交換、乗客も多少の入替わりがあり、車内はすこし立ち客が出るくらいに。学校がある時期はもう少し混むのだろうか。写真は竹岡の手前で、海の向こうに見えているのは三浦半島の久里浜あたりでしょう。

16:29、君津に到着。右側の逗子行き快速が先発するので、大部分はそちらに乗換えます。全員が降りたわけではないので、車内の写真は撮れなかった。

君津16:35~錦糸町17:53、4672F~1672F、モハE217-39、乗車距離76.5km、乗車時間78分、表定速度58.8km。
最終区間はE217系で締め。この形式にまとまった距離を乗るのはこれが最後かも知れません。五井では小湊鉄道の車庫に首都圏色のキハ40が2両止まっていました。

あとは居眠りしていてもいいやとカメラをしまったところ、蘇我でEH200の試作車が止まっていたので、慌ててカメラを取り出して1枚撮っておきました。

17:53、予定どおりに錦糸町到着。延々408.1kmの旅は終了しました。いわゆる汽車区間は1時間に1本の運転ですが、接続に無駄な時間がないダイヤが組まれていると思います。欲をいえば待ち時間にもう5分くらい余裕が欲しいところでしょうか。