モハメイドペーパーの      何が出てくるか2

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2020年01月

都電の線路と中央線ホームの延長を観察する

 ここ数日、お江戸では御茶ノ水で都電の線路が発見されたというのがちょっとしたニュースになっています。場所は神田川と中央線を跨いでいる御茶ノ水橋。子供の頃(昭和30年代前半)、ここに線路があったのは覚えていますが、今度は完全に撤去されるというので、天気も回復した30日、最後のご対面に行ってきました。

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歩道からだと柵が邪魔してよく見えません。

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北側の横断歩道を渡りながら撮影します。

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位置を変えてもう1枚。複線のはずだから、左側にもう1本埋まっているのだろうか。ここは順天堂方面から右折して駿河台下に向かっていたもので、線路は橋の上だけですが昭和42年の銀座線などが廃止される頃まで残っていたと記憶しています。その後も撤去せず、上からアスファルトを敷いて体裁を整えたわけで、江東地区の廃止区間もほとんどは埋め込まれたままになっているはずです。

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橋は補修補強の工事が行われています。

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橋の下の御茶ノ水駅も改良工事の真っ最中。中央線快速の12連化に伴い、ホームは水道橋寄りに延長されます。

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中野は5・6番線と7・8番線が高円寺寄りに延長されます。写真の7・8番線は新宿駅改良工事で特急が中野発着になるとき、12連に対応した仮ホームが設置されていました。

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阿佐ヶ谷はホームができ、柱の基礎が立ち始めています。そのほかの駅はまだ目立った変化は見られません。

78万、79万アクセス、まとめて面倒みよう

 昨年12月24日に78万アクセス、そして昨日(1月26日)、79万アクセスとなりました。78万の時は忙しいので後回しとしたので、今回、まとめて面倒みようというわけです。まずは78絡みから。

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いきなりモハ72じゃないかって、今回これは当て馬で、となりにいるのがサハ78なのです。サハ78は近代化改造などが行われず、最後までモハ63の面影を残すベコベコ車体でした。なので乗るときは敬遠していたし、写真もまとも撮ったものはほとんどありません。

P6201156 サロ改サハ78
これはスカ線用のサロ45を4扉改造したサハ78。同類のサロハ改造車は窓配置がもっと変則的です。

P6201184 サハ78516
これはモハ72を電装解除したサハ78516。元が500番代なので車体も綺麗です。足回り一式はモハ80の850番代に転用されています。

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阪神電鉄7801形。昇圧対応車として頭数を揃えるため、前面はペッタンコ、車体裾のRもなしとコストダウンした造りになっています。

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北総鉄道7800形。京成電鉄3700形のリース車です。

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京王電鉄7000系のクハ7700形ですが、4連は6~10連と区別するため7800代の車号になっています。
 このほか、国鉄にED78、東武鉄道に78系があり、写真も1枚くらいはあるはずですが、ネガを探すのが面倒なので割愛します。

P4080491 クハ79012 大阪
79といったらクハ79でしょう。左は鋼体化改造のクハ79012。右が原型といえるモハ63の電装解除車です。

P7111813 68-07 千葉
モハ72の500番代と同時期に新製されたグループ。左が前面窓に傾斜がついた79352以降、右はさらに前照灯が埋込みになったタイプ。

P6301801 70-04 小机 79904
事故車を大井工場で改造したクハ79904。量産タイプの全金車と比べると、あちこちに大井工場の独自性を発見できます。

P7044931 クハ79060 鴫野
スカ線のクハ47を改造したクハ79060。関西に流れましたが最後は東京に戻り、山手線、総武緩行線で使用されました。

P7045066 クハ79055
43系のクハ58で唯一半流だった58025を改造したクハ79055。この手の改造車は片町線に集結していました。

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また7801かよって、2両目が7901形なのです。コスト削減で台車は小型車のイコライザータイプを流用しています。

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南海電鉄クハ7901形。フィルムではもっとまともな写真がありますが、デジタルで見つかったのはこれだけでした。

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東急電鉄7700系のクハ7900形。となりの中間電動車はデハ7800形です。
 国鉄末期にED75を改造したED79がありますが、残念ながら私は見たこともありません。

 ところで、本日、私は74歳になりました。丸73年を経過したわけだから日数だと26,645日(1年を365日として計算)、時間にすると639,480時間になります。若い頃は生きているのが当たり前と思っていましたが、最近は時折、あと何回誕生日を迎えることができるかな、と考えたりすることもあります。まぁ、いままで入院するような大病はしていないし、血で血を洗うような修羅場の経験もない、好きなことをして、そこそこの稼ぎもあるという生活を送っていられることに感謝しないといけません。
 もちろん、丸っきり悩みがないわけではありません。といっても死ぬの生きるのというレベルではなく、生活に適度の緊張感を与えてくれる範囲です。よくいえば平穏、悪くいえばぬるま湯に浸かっているようなものですが、このぬるま湯はなかなか快適なのです。

ちょっと変わった電車をいじる(その2)

 玉電が手元を離れているので、この2週間ほどは預かり物の変わった電車に取りかかっています。

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動力台車はインサイドギアが車輪ギリギリ(画面上)の位置でしたが、揺れ枕の吊りリンクに当たってしまうので、4.5mmほど車軸中心に寄せました。矢印の部分には内径5mmのパイプを切ったスペーサーを挟み、ガタつきを抑えています。

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ギアの噛合わせも調整したのですが、正面から見るとモーターが傾いています。

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モーターを外して見るとこのとおり。左右で別々のフレームを強引に組合わせています。

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右側は1mm厚のスペーサーを噛ませ、なんとか水平になりました。でもまだ少し右に寄っています。

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車体を取付けて台車の回転に支障がないよう、さらに2mmほど中心寄りに移動します。あっ、こりゃアカン。ギアと連結器のケツが干渉してしまいます。

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カプラポケットと連結器を短く切ります。連結器のビス穴は3mmに広げ、パイプを切ったカラーを噛ませ、ビスを締めても回転に支障ないようにしました。カプラポケット本体は薄くてタップが立てられないので、0.8mmの板をハンダ付けしています。

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これで台車が首を振っても大丈夫。

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上心皿(センターベアラー)は3mmビスをハンダ付けし、止めナットもハンダのボテ盛りで固定していました。外径4mmのパイプでスペーサーを作ってハンダ付け、斜めになっていたビスも水平を出しました。工作しているうちに1個が神隠しに遭ったので新製しています。

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屋根を固定する金具も薄板でハンダ代が少なかったので、0.5mm板から新製。

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しっかり固定しました。

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左が屋根固定用のナベネジ、右が枕梁固定用の皿ネジ。マイナスネジだしネジ溝も浅いのがあって扱いにくいので、ほぼ同寸法のプラスネジに取換えました。

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床下機器も一旦全部外します。抵抗器と制御器がモハとクハに泣き別れになっていたので、これはモハにまとめます。

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MG、コンプレッサー、エアタンクはクハに割り振りました。

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コレクターはこんな取付け方をしていました。軸バネが沈むと車軸に当たりそうです。

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Z型の金具を作り、床に固定しました。カーブでも外れることはありません。台車に取付けると常に同じ場所が擦れますが、この方式だと溝付摩耗が多少なりとも防げそうです。

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サイドビュー、モハの公式側。

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モハの非公式側。

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クハの公式側。

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クハの非公式側。
これで配線をすれば試運転ができそうです。



イケバス

 昨年の11月29日、池袋に鉄人会の写真展を見に行った時のことです。東口でおもしろいものに出会いました。

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これです。えらく四角ばったマイクロバスみたいなのがノソノソと動いています。

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やたらと車輪がついています。

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後ろからだけど順光で撮れました。これ、イケバス(IKEBUS)という愛称で、2日前の27日から一般営業を始めたばかりだそうです。豊島区が駅周辺の再開発に合わせて導入したもので、環境にやさしい電気バス。全長5165mm、全幅2105mm、定員22人(座席14人)、最高速度19km/h、シンクトゥギャザー社のeCOM-10というモデルで、1両3,000万円だとか。

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専用のバス亭も用意されています。赤のイメージカラーで統一し、これも池袋のシンボル?であるフクローが乗っています。

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路線は東口からサンシャインシティ、豊島区役所などを回るAルート、西口からサンシャインシティを回るBルートの2本、Aルートが4.6kmで所要38分、Bルートは4.2km、35分となっています。

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運賃は大人200円、子供(未就学児)100円、3時間券300円、一日券500円があり、いずれも現金のみ対応。両ルートとも20分ごとの運転で、運行はWILLER(ウィラー)が担当しています。そして時刻表の下の細かい注意書きをよく読むと「車両の特性から空調は備えていません」とあります。つまり冷暖房なし。バッテリーの容量から致し方ないのでしょうが、夏は窓を開けてもかなり暑そうです。

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10両導入されたうちの1両は黄色になっていて、これに当たれば縁起がよいとか。私は初っぱなから出会いました。この日は時間がなくて見るだけでしたが、陽気がよくなったら試乗してみます。

やっと工作始め

 12月に玉電でバタバタしていた反動か、年が明けても模型は手つかずの状態でした。新しいレンズの試し撮りもひととおりすんだので、ここらで気分を変えて工作を開始しないといけません。

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9日、玉電の標記類を作るために試し刷りをしてみました。T.K.K.は上から28ポ・26ポ・24ポ・22ポ、出入口は16~12ポ、車号は14~10ポ、それぞれ似ていると思われる書体を選びました。

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原寸の図面に置いて大きさを検討します。T.K.K.は22ポ、出入口は12ポ、車号は側面が12ポ、前面が10ポでよさそうです。

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色合わせをしてみます。出口・入口はもう少しオレンジっぽくした方がよさそう。緑はほぼよさそうですが、車両が手元に戻った時点で最終確認します。これを透明シールに印刷するわけで、それもヨドバシで仕入れました。行く先は縦横比が合わないので、画像ソフトで左右を縮めます。

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もうひとつ、預かり物のちょっと変わった電車の足回りもいじってみます。ベアリングが半分くらいなくなっていたモーターは取換え、ギアの噛合わせも調整したのですが、じっくり見直したらさらに不具合な箇所を発見。よくぞここまでいい加減な工作で固めたものだと感心します。それだけいじりがいはありますが。

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12日は工作を一休みして湘南鉄道模型クラブの新春運転会に顔出し。14時過ぎで参加者名簿は19番でした。

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こちらはH5さんの13mmレイアウト。ヤードの入口にEF55と未塗装のEH10が転がっていました。

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早くもE261系がデビュー。

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16時を過ぎ、だいぶ人数も増えてきました。18時からの懇親会に備え、みなさんスタミナを蓄えています。私は体力的に持たないので懇親会はパス。シウマイを1個いただいて帰りました。
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