シグ鉄さんのブログで三岐鉄道(本線と北勢線)が取上げられ、ぬか屋さんもコラボされているので、私も少し便乗させてもらいます。北勢線は1965(昭和40)年以来何度か訪れていますが、三岐は1977(昭和52)年2月が最初で、そのあとは1990年代に仕事絡みで行ったくらいです。最初の訪問も北勢線がメインだったので、三岐は保々駅の周辺でちょこっと撮っただけです。

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当時、車庫の周りはかなりオープンでした。止まっている電車は左が自社発注でカルダン駆動のモハ120形、となりは元豊川鉄道の買収車という前歴のモハ100形。本線はED45形の重連が通過。まだ台車がオリジナルの板台枠です。

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こちらは架線がある留置線、左がモハ120形、真ん中は西武所沢工場製のモハ150形、右は先頭がもと小田急デハ1600形だったモハ140、2両目は同デハ2100形だったモハ125、3両目は自社発注のクハ210形のようです。なお、車号は形式に関係なく連番になっているので、同じ形式でも形態が異なったり、欠番があったりと、両数が少ない割に複雑です。

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自社発注モハ120形の最終増備車となるモハ130で、両開きドア、1段下降窓になっています。後に自社発注車はすべて高松琴平電鉄に譲渡され、その代替に西武鉄道の451系が入線しています。

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相鉄2000系の車体を流用したモハ156。続くクハ210形は元小田急のクハ2150形で、台車もオリジナルのFS14です。

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タキ1900を連ねた貨物列車。この日は陽が射すかと思えば急に曇って小雪が舞うという不安定な天気でした。

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保々に停車中の近鉄富田行き。クハ210形+モハ150形で、2枚目のカットでパンタが降りていた編成のようです。見てのとおり、電車はオリジナルの2色塗りですが、この色の記憶がほとんどありません。