せっかく発掘したネガなので、周りがどういおうとお構いなく、まともなやつを全部公開します。撮影は昭和36年の6~8月、セミ判、距離計なしのカメラなので、ピントが甘いのは目を瞑ってください。

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東武鉄道の小菅から常磐線の鉄橋を写しています。C62が牽く上り列車が通過。客車の3両目が並ロのように見えます。

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東武の北千住~牛田間、ここからT字形に京成の線路を潜る線路もありました。入換え中の蒸機(ピーテンか)がちょうどよい位置に来たと思ったら、見事に煙幕を張られました。

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上野駅の地上ホームで入換え中の電機はEF53。まだ高崎線で現役だったのか。

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見上げた高架ホームに常磐線の各停が到着。思わずシャッターを切ったのはクハニ67だったからでしょう。

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これは地平の12番線あたりかな。EF57狙いですが、今見ればとなりに80系が写っているのが涙ものです。

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定番の鶯谷で捕らえた特急「とき」。運転室上に前照灯があるから161系ですね。

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常磐線の旧国、左端が切れましたがモハ30です。両運のモハ40からの改造なので、連結面寄りの窓位置がサハ57とは異なります。一族5両のうち4両が常磐線(松戸)、1両が総武線(津田沼)に配置されていました。

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80系に併結されているクハ47。サハ48からの改造車で、宇都宮に2両くらい配置されていたはず。トイレも付いているから特に問題はなかったのでしょう。サハ48の組込もありました。
 昭和36年の記録、もう少しネタがあるので続けます。

*追記
 「とき」の運転開始は昭和37年6月なので、3コマ目以下の画像は同年夏頃の撮影となるようです。