旧居の片付けで捨てるつもりの紙屑の中から、1965年と1966年に撮影したネガカラーフィルムが発掘されました。幸いビネガーシンドロームにもなっていないのでスキャンしたところ、粒状性は新聞のカラー印刷並みですが、色はそこそこに再現されています。いかにも色見本的な撮り方なので、取捨選択せず、すべてをご覧ください。
ネガカバーです。まだネガカラーが出始めた頃なので、現像は製造元の小西六写真工業に送っていたようです。小西六のフィルムは「さくら」がブランド名で、後に社名ともども「コニカ」に変更されています。
20枚撮り2本で1本は1965(昭和40)年11~12月、もう1本は1966年7月に撮影しています。この時期、フジのネガカラーはオレンジベースになっていましたが、さくらカラーはクリアベースです。4枚増えて値段は同じの24枚撮りはまだ発売されていません。
最初は東武鉄道伊勢崎線の松原団地(現在の獨協大学前)付近。2000系ですね。周囲はもろに田舎そのものです。画像処理ソフトの自動カラー調整による一発補正なので、色かぶりは完全に抜けていません。下手にいじるとドロ沼に嵌まるだけなので、これ以上手を加えるのは止めておきます。
快速の6000系。
看板列車の1720系(DRC)。午後の下りだから「きぬ」でしょう。
32系の準急。
営団地下鉄3000系。11月5日だけど窓が一部開いているから、暖かい日だったのか。
水鏡を狙ったわけではなさそう。このあたりは高架複々線になり、マンションが林立しています。
地下鉄丸ノ内線の四ッ谷。定番のアングルです。
京王線の初台~幡ヶ谷間。よく見ると5070系の2本併結です。
2000系+2700系の5連。快速だから京王多摩川からですね。
後方に見えている歩道橋から。井の頭線から転用した1710系1711~1714の4連です。甲州街道は拡幅工事が進行しています。
横浜市電1500形。系統板は「7」のようだけど、場所は不明。
原宿~渋谷間の山手線。101系は6M2Tの8連。今ならちょっとまずい位置からカメラを構えています。当時はぎりぎりセーフでした。
緑の103系。方向幕は「山手線」ではなく「山手」。根岸線開業により同線の山手に行こうとした人がこれを見て乗り間違えたとか。
小田急電鉄大根~大秦野間。トンネルを出で金目川を渡った先のあたりでしょう。
中央線市ヶ谷~四ッ谷間。まだ日中の快速運転は行われていない。架線柱はほとんどが木柱です。
*追加 この頃の、日中の快速運転は平日のみで、この日(11月7日)は日曜だったから日中の快速運転は行われていない。
都電8000形。九段坂の途中で青山の10系統須田町行きです。右の車はブルーバード?
大井町、京浜東北線の103系は6M2Tの暫定編成です。
横須賀線北鎌倉付近。混色編成はカラーの試し撮りにもってこいです。基本7連でサロは4両目に1両だけ。スカ色はまだ湘南色と同じ塗り分け位置で、クリーム色の部分が多い。
境川を渡る江ノ電304編成。左の家の奥が鵠沼駅で、鉄橋は単線。
ネガカバーです。まだネガカラーが出始めた頃なので、現像は製造元の小西六写真工業に送っていたようです。小西六のフィルムは「さくら」がブランド名で、後に社名ともども「コニカ」に変更されています。
20枚撮り2本で1本は1965(昭和40)年11~12月、もう1本は1966年7月に撮影しています。この時期、フジのネガカラーはオレンジベースになっていましたが、さくらカラーはクリアベースです。4枚増えて値段は同じの24枚撮りはまだ発売されていません。
最初は東武鉄道伊勢崎線の松原団地(現在の獨協大学前)付近。2000系ですね。周囲はもろに田舎そのものです。画像処理ソフトの自動カラー調整による一発補正なので、色かぶりは完全に抜けていません。下手にいじるとドロ沼に嵌まるだけなので、これ以上手を加えるのは止めておきます。
快速の6000系。
看板列車の1720系(DRC)。午後の下りだから「きぬ」でしょう。
32系の準急。
営団地下鉄3000系。11月5日だけど窓が一部開いているから、暖かい日だったのか。
水鏡を狙ったわけではなさそう。このあたりは高架複々線になり、マンションが林立しています。
地下鉄丸ノ内線の四ッ谷。定番のアングルです。
京王線の初台~幡ヶ谷間。よく見ると5070系の2本併結です。
2000系+2700系の5連。快速だから京王多摩川からですね。
後方に見えている歩道橋から。井の頭線から転用した1710系1711~1714の4連です。甲州街道は拡幅工事が進行しています。
横浜市電1500形。系統板は「7」のようだけど、場所は不明。
原宿~渋谷間の山手線。101系は6M2Tの8連。今ならちょっとまずい位置からカメラを構えています。当時はぎりぎりセーフでした。
緑の103系。方向幕は「山手線」ではなく「山手」。根岸線開業により同線の山手に行こうとした人がこれを見て乗り間違えたとか。
小田急電鉄大根~大秦野間。トンネルを出で金目川を渡った先のあたりでしょう。
中央線市ヶ谷~四ッ谷間。まだ日中の快速運転は行われていない。架線柱はほとんどが木柱です。
*追加 この頃の、日中の快速運転は平日のみで、この日(11月7日)は日曜だったから日中の快速運転は行われていない。
都電8000形。九段坂の途中で青山の10系統須田町行きです。右の車はブルーバード?
大井町、京浜東北線の103系は6M2Tの暫定編成です。
横須賀線北鎌倉付近。混色編成はカラーの試し撮りにもってこいです。基本7連でサロは4両目に1両だけ。スカ色はまだ湘南色と同じ塗り分け位置で、クリーム色の部分が多い。
境川を渡る江ノ電304編成。左の家の奥が鵠沼駅で、鉄橋は単線。