昨年の夏頃から100均ショップのセリアで販売されているコンテナ型の小物入れ。「鉄」の目にとまって密かに人気商品となり、最近はその種類もだいぶ増えているらしい。しかも大きさがほぼOゲージサイズだと聞けば放っておくわけにはいきません。我が家の近辺でセリアはどこにあるのかを調べてみると、新宿と吉祥寺のマルイにあるようなので、先週の18日に散歩がてら出かけてみました。
最初に行った新宿のマルイ・アネックスには影も形もなし。100均ショップでもダイソーとはだいぶ客層が違い、若い女性が多い。吉祥寺店にはいろいろなタイプが置いてあったので、国鉄時代の6000という形式を4個買ってきました。ブリキ製で上蓋が外せます。標差なんかもプリントですが、なかなかいい雰囲気で、積み重ねることもできます。
これを使ってコンテナ貨車を作るのは、Oゲージの専門店である「はぐるまや」のHPですでに紹介されていて、その作例では底の出っ張りを隠すため、貨車の床に枠を組んで落とし込むようにしています。私は小物入れとして使うつもりはないので、ミニルーターを使って底板を切取りました。
底面より出っ張っている部分はヤスリで削ります。この時は本体に傷をつけないよう、マスキングテープで周囲を養生しておきました。
平面に置いてガタのないように調整。切取った底面は使い道がなさそうです。
お仲間のぬか屋さんは20フィートタイプとトレーラーのセットからボギー車のコキとコキフもどきを製作されてるとか。私はEB10に牽かせるので2軸車にします。床板は4mm厚のシナベニアから切り出し、寸法は実物のコム1形を参考にしましたが、急いでホィールベースをヨ5000形と取違え、コム1形より少し長めになりました。軸受けは板バネ可動のものが1両分あるので、取敢えずはこれに合わせて取付位置を決めます。もう1両は軸受けの手配ができてから対応します。
コンテナの取付けはこんな具合。2mm厚と3mm厚の平角材を長手方向に渡し、木ネジ2本で固定します。
上から見たところ。
平角材とコンテナの接着にはこれを使いました。片面が多孔質材(木、紙、皮、布など)なら金属や塩ビとも接着できるということで、主成分の酢酸ビニールにエチレンが加わっているのが木工用ボンドとの違いのようです。半信半疑で使ってみたところ、木とブリキがしっかり固定されました。
もう1両分の軸受けはジャンク箱から左のアンチ製が4個発掘されました。しかし、彫りが甘いし軸穴は3.5mmくらいで軸受け部分がいくらもなく、使えそうにありません。はぐるまやからはソフトメタルのリンク式と真鍮製のシュー式が発売されているようなので、土曜日(22日)の午後、神保町に出向いて現物を確認し、真鍮製(写真右)を4個買ってきました。
この軸受けは内側に出っ張りがあります。このままでは取付け間隔が広くなってコンテナの固定に支障するので、1mm弱ほど削りました。
取付け用に2mmの穴が開いて、型抜きのテーパーが付いているため2mmネジを通しても締付けられません。下穴としては少し大きめだけど2.3mmのタップをたてました。
高さ調整として1mm板をかませたのですが、線路で転がすとガラガラと音が響きます。ならばと同じ厚さのゴムシートに取換えたところ、かなり静かになりました。
2両並べたところ。最初は右の方の床面がほんの僅か高めでした。調べてみると高い方の車輪径が19mm、低い方が18mmだったので、これを入れ換えたらほぼ高さが揃いました。左が19mmです。昔の車輪は製造時期によってこのくらいの誤差は当たり前でした。
EB10と並べてみました。このあと、連結器を取り付けましたが、急いだ結果の勘違いなどがあり、泥縄式にあちこち修正しています。
*本日(27日)、76歳になりました。次の年男まで頑張れるかな。
最初に行った新宿のマルイ・アネックスには影も形もなし。100均ショップでもダイソーとはだいぶ客層が違い、若い女性が多い。吉祥寺店にはいろいろなタイプが置いてあったので、国鉄時代の6000という形式を4個買ってきました。ブリキ製で上蓋が外せます。標差なんかもプリントですが、なかなかいい雰囲気で、積み重ねることもできます。
これを使ってコンテナ貨車を作るのは、Oゲージの専門店である「はぐるまや」のHPですでに紹介されていて、その作例では底の出っ張りを隠すため、貨車の床に枠を組んで落とし込むようにしています。私は小物入れとして使うつもりはないので、ミニルーターを使って底板を切取りました。
底面より出っ張っている部分はヤスリで削ります。この時は本体に傷をつけないよう、マスキングテープで周囲を養生しておきました。
平面に置いてガタのないように調整。切取った底面は使い道がなさそうです。
お仲間のぬか屋さんは20フィートタイプとトレーラーのセットからボギー車のコキとコキフもどきを製作されてるとか。私はEB10に牽かせるので2軸車にします。床板は4mm厚のシナベニアから切り出し、寸法は実物のコム1形を参考にしましたが、急いでホィールベースをヨ5000形と取違え、コム1形より少し長めになりました。軸受けは板バネ可動のものが1両分あるので、取敢えずはこれに合わせて取付位置を決めます。もう1両は軸受けの手配ができてから対応します。
コンテナの取付けはこんな具合。2mm厚と3mm厚の平角材を長手方向に渡し、木ネジ2本で固定します。
上から見たところ。
平角材とコンテナの接着にはこれを使いました。片面が多孔質材(木、紙、皮、布など)なら金属や塩ビとも接着できるということで、主成分の酢酸ビニールにエチレンが加わっているのが木工用ボンドとの違いのようです。半信半疑で使ってみたところ、木とブリキがしっかり固定されました。
もう1両分の軸受けはジャンク箱から左のアンチ製が4個発掘されました。しかし、彫りが甘いし軸穴は3.5mmくらいで軸受け部分がいくらもなく、使えそうにありません。はぐるまやからはソフトメタルのリンク式と真鍮製のシュー式が発売されているようなので、土曜日(22日)の午後、神保町に出向いて現物を確認し、真鍮製(写真右)を4個買ってきました。
この軸受けは内側に出っ張りがあります。このままでは取付け間隔が広くなってコンテナの固定に支障するので、1mm弱ほど削りました。
取付け用に2mmの穴が開いて、型抜きのテーパーが付いているため2mmネジを通しても締付けられません。下穴としては少し大きめだけど2.3mmのタップをたてました。
高さ調整として1mm板をかませたのですが、線路で転がすとガラガラと音が響きます。ならばと同じ厚さのゴムシートに取換えたところ、かなり静かになりました。
2両並べたところ。最初は右の方の床面がほんの僅か高めでした。調べてみると高い方の車輪径が19mm、低い方が18mmだったので、これを入れ換えたらほぼ高さが揃いました。左が19mmです。昔の車輪は製造時期によってこのくらいの誤差は当たり前でした。
EB10と並べてみました。このあと、連結器を取り付けましたが、急いだ結果の勘違いなどがあり、泥縄式にあちこち修正しています。
*本日(27日)、76歳になりました。次の年男まで頑張れるかな。