しばらく影を潜めていた越中島貨物線レポート、まだ肝心のレールセンターを見ないことには終わりにできません。というわけで5月12・14日に行ってきました。
最寄り駅は京葉線の潮見。名前につられて越中島で降りてはいけません。
駅から7・8分、汐見運河を隔てて東京レールセンターが一望できます。西側はロングレールの積込みスペースで、左端に京葉線が見えています。
もう少しカメラを左に振ってみます。地下線から出できたところで、左方が汐見駅になります。鉄橋は勾配がついていて、低い方は桁下から水面までが数mくらいです。
右(東方)には恐竜みたいなクレーン。水面に張り出しているのは運河からの荷捌きも考慮しているのでしょう。
このクレーンは定尺(25m)レール用で、この時もレールを吊下げてお仕事中でした。固定ではなく移動できるようです。
この位置からはキヤE195系が何本も停車しているのが確認できます。所属は東オクですが実際はここに常駐で、オクに戻るのは検査の時くらいなのでしょう。右端の奥がJRバス関東の営業所で、停車しているバスが見えています。
位置を変えるとキヤのサイドビューも撮れます。
新砂踏切からほぼ90度にカーブした貨物線は曙北運河を渡って東京レールセンターに到着します。ここは汐見運河が曙北運河に突当たる所になります。ここを渡る列車を撮ろうと思っていたけど、絵的にあまりおもしろくなさそうなので止めておきます。
さて、運河を渡るにはどう歩けばよいのだろうか。今までの写真はこの図のもっと右寄りで撮っています。まずは赤丸の暁橋を渡り、次にT字形の赤線で書いてあるしおかぜ橋を渡れば、レールセンターの端に行けそうです。なお、このあたりの地名は潮見駅の一帯が潮見、図で左の三角地帯が枝川、運河の北側でレールセンターのある一帯が塩浜になります。
しおかぜ橋のアプローチ部分。ビルとビルの隙間にあるので、余所者はうっかりしていると見落としてしまいます。
運河に出て左に斜張橋が架かっています。
渡って左に降りられますが、右の方にもうひとつアーチ橋が見えます。アーチ橋はレールセンターの引上げ線を跨いでいて、これも含めて全体がしおかぜ橋なのです。それにしてもなんでこんな複雑な形になったのだろうか。
アーチ橋の手前の踊り場のような場所から京葉線を狙ってみます。背後の茶色の建物の外階段に上がればレールセンターの全容が俯瞰できますが、民間のマンションなので残念ながら立入りはできません。
アーチ橋の手摺り越しに万歳して撮りました。右にカーブする線路が京葉線で、ちょうど信号機の下から保線用の線路がレールセンターに入っています。真ん中よりちょい左にはロングレール用のキヤと入換え用のDLが並んでいます。左の赤矢印が到着・出発線で、一旦左の引上げ線に入ってスイッチバックしないと積込み線に入れない配線です。
引上げ線はロングレール用編成+アルファの有効長があります。その先が東京都の臨港線に続いていたわけで、いかにも線路跡といった空き地になっています。奥を横切っているのが首都高の高架で下は三ツ目通り。廃線跡探訪は稿を改めて紹介します。
現在の線路の終端。
アーチ橋の下のミニ公園。この先(左)は行止まりなのは地図でも確認できますが、行ける所まで行ってみます。
線路と道路の間に1列だけ戸建て住宅が並び、線路が膨らんでそれも途絶えると道路も行止まりです。
12時近くですが何もいないということは、昼便の上りは単機で戻り。到着もなければ上下ともウヤになります。
こちらは資材センターなのか。
同じ場所でカメラを左に振ってみます。資材センターの北側は東京地下鉄東西線の深川検車区で、重機越しに05系が見えています。
帰りがけにキヤの標記を撮影しておきました。キヤE195の0番代はロングレール用の先頭車で、自重30.6t、空車31.5t、積車46.6t、レール積載重量46.6tとなっています。荷重は15.1tだから貨車でいえば「ム」のクラス。動力装置がそこそこの重さになるから、積載効率は貨車より劣ります。
最寄り駅は京葉線の潮見。名前につられて越中島で降りてはいけません。
駅から7・8分、汐見運河を隔てて東京レールセンターが一望できます。西側はロングレールの積込みスペースで、左端に京葉線が見えています。
もう少しカメラを左に振ってみます。地下線から出できたところで、左方が汐見駅になります。鉄橋は勾配がついていて、低い方は桁下から水面までが数mくらいです。
右(東方)には恐竜みたいなクレーン。水面に張り出しているのは運河からの荷捌きも考慮しているのでしょう。
このクレーンは定尺(25m)レール用で、この時もレールを吊下げてお仕事中でした。固定ではなく移動できるようです。
この位置からはキヤE195系が何本も停車しているのが確認できます。所属は東オクですが実際はここに常駐で、オクに戻るのは検査の時くらいなのでしょう。右端の奥がJRバス関東の営業所で、停車しているバスが見えています。
位置を変えるとキヤのサイドビューも撮れます。
新砂踏切からほぼ90度にカーブした貨物線は曙北運河を渡って東京レールセンターに到着します。ここは汐見運河が曙北運河に突当たる所になります。ここを渡る列車を撮ろうと思っていたけど、絵的にあまりおもしろくなさそうなので止めておきます。
さて、運河を渡るにはどう歩けばよいのだろうか。今までの写真はこの図のもっと右寄りで撮っています。まずは赤丸の暁橋を渡り、次にT字形の赤線で書いてあるしおかぜ橋を渡れば、レールセンターの端に行けそうです。なお、このあたりの地名は潮見駅の一帯が潮見、図で左の三角地帯が枝川、運河の北側でレールセンターのある一帯が塩浜になります。
しおかぜ橋のアプローチ部分。ビルとビルの隙間にあるので、余所者はうっかりしていると見落としてしまいます。
運河に出て左に斜張橋が架かっています。
渡って左に降りられますが、右の方にもうひとつアーチ橋が見えます。アーチ橋はレールセンターの引上げ線を跨いでいて、これも含めて全体がしおかぜ橋なのです。それにしてもなんでこんな複雑な形になったのだろうか。
アーチ橋の手前の踊り場のような場所から京葉線を狙ってみます。背後の茶色の建物の外階段に上がればレールセンターの全容が俯瞰できますが、民間のマンションなので残念ながら立入りはできません。
アーチ橋の手摺り越しに万歳して撮りました。右にカーブする線路が京葉線で、ちょうど信号機の下から保線用の線路がレールセンターに入っています。真ん中よりちょい左にはロングレール用のキヤと入換え用のDLが並んでいます。左の赤矢印が到着・出発線で、一旦左の引上げ線に入ってスイッチバックしないと積込み線に入れない配線です。
引上げ線はロングレール用編成+アルファの有効長があります。その先が東京都の臨港線に続いていたわけで、いかにも線路跡といった空き地になっています。奥を横切っているのが首都高の高架で下は三ツ目通り。廃線跡探訪は稿を改めて紹介します。
現在の線路の終端。
アーチ橋の下のミニ公園。この先(左)は行止まりなのは地図でも確認できますが、行ける所まで行ってみます。
線路と道路の間に1列だけ戸建て住宅が並び、線路が膨らんでそれも途絶えると道路も行止まりです。
12時近くですが何もいないということは、昼便の上りは単機で戻り。到着もなければ上下ともウヤになります。
こちらは資材センターなのか。
同じ場所でカメラを左に振ってみます。資材センターの北側は東京地下鉄東西線の深川検車区で、重機越しに05系が見えています。
帰りがけにキヤの標記を撮影しておきました。キヤE195の0番代はロングレール用の先頭車で、自重30.6t、空車31.5t、積車46.6t、レール積載重量46.6tとなっています。荷重は15.1tだから貨車でいえば「ム」のクラス。動力装置がそこそこの重さになるから、積載効率は貨車より劣ります。