モハメイドペーパーの      何が出てくるか2

かなり「鉄」分が多めの内容になっています。             2019年11月以前のバックナンバーはこちら。             http://jorctk.cocolog-nifty.com/                    カウンターはココログからの通算です。

鉄道模型

EB10の再生(その6・完)

 全体の調整は終わっていたEB10。2月に入ってから塗装にとりかかりました。

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2月16日、まずミッチャクロンを吹き、それから下塗りのラッカープライマーを吹きます。

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まだ外は寒いので、早く乾燥するようドライヤーで暖めます。

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2月18日、下塗りしたら凸凹が目立つ部分があったので、パテを盛って修正します。

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2月27日、足回りは問題なく、組立てて試運転もすませました。回転部分にはたっぷりと油を回し、非常にスムーズです。

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3月1日、何度かパテ塗り、ペーパーかけを繰返し、まぁこれでよかろうという状態になりました。しかし、プライマーを吹いたら一部がボテ塗りになり、ペーパーかけやらコンパウンドで磨いたりを繰返しました。このあと、ダイヤ改正絡みや桜の撮影で作業はしばらく中断です。

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4月12日、本塗りに備えてラッカーを確認。いずれも狭山のオジサンの遺品です。

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4月15日、セオリーどおり、黄色から吹きます。

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前面は真鍮板で作った型紙から切出します。

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4月16日、マスキングしてブドウ色2号を吹きます。高速試験を行ったEH1014にしようという魂胆です。ところが、濃度は適切なはずなのに、ちょっと吹くとすぐにスプレーガンのノズルが詰まってしまいます。ビンをよく見ると底にコーヒーのカスみたいなのが溜まっていました。新品のはずなのに、もしかして祟りなのだろうか。

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ブドウ色2号にそれほど執着はないので、すぐに作戦を変更して黒を吹きます。これは玉電でも使って素性がわかっているから安心です。

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マスキングテープを剥がします。黒との対比で黄色が単色よりずっと鮮やかに見えます。吹込みはほとんどなかったけど、塗分け部分の段差を削ったり、マスキングテープの糊を除去するのに結構手間を食いました。糊の跡はアクリル塗料の溶剤(タミヤのX-20A)よりエナメル塗料用のX-20の方がよく落ちますね。
 意外と曲者だったのがナンバープレートで、エッチングの彫りが浅く、磨き出すと地の部分まで塗料が剥げてしまいます。エナメル塗料を薄く溶いて塗っても磨けばまた剥げる。最後は極細の油性ネームペンで修正しましたが、完璧とはいえません。

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5月1日、仕上げのクリアーを吹きます。フラットベースを混ぜて半艶くらいにしました。

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5月2日、台車の止めネジも筆塗りでグレーを差しておきます。溝をパテで埋めれば完璧ですが、そこまでしなくてもそれほど目立ちません。

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5月3日、ライトの配線もして車体を固定しようとしたら、片方の車体横梁のネジがバカになりました。通電させるためタップでさらった時、少しこじってネジ山を潰してしまったようです。仕方がないのでお手紙は書かず、3mmネジにこんな加工をしました。横梁は両側に角線の補強を入れているので、帯板がそこに嵌まり込んでネジ自体が回ってしまうのを防ぎます。

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赤丸の部分、手探りで溝に嵌め込み、念のためゼリー状の瞬間接着材で固定しました。

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ナットは3mmですが、昔のJIS規格なのか手持ちのナット回しだと引っかからず、ラジオペンチで締めつけました。台車と車体の間に反響防止のゴムシートを挟むようにしましたが、正面から見ると車体と台車の隙間があくのと、消音効果もたいしたことはないので、シートなしとしました。

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完成です。

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反対側。3線式は逆転機のある方が公式側になるのだろうか。

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正面がちのアングル。走っているシーンは撮れませんが、前照灯もしっかり点灯します。こうなるとコンテナ貨車が欲しい。

水素バス

 年が明けてからかなりの頻度で越中島貨物線の撮影に出かけています。そのためほぼ並行している明治通りを歩いていると、ちょっと変わった都バスをよく見かけます。しかし、広い通りなのでカメラを向けても手前の車に邪魔をされ、本日(24日)、やっとまともな形式写真が撮れました。

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これです。屋根上に水素タンクが乗っていて、酸素と反応する燃料電池で発電し、モーターで走るというしくみだそうで、水しか出ないから環境にやさしいというのがウリになります。ところで、バスの形式写真はどちらが公式側になるのでしょうか。鉄道車両に習えば運転士がいるこの向きでよいのですが、乗降口のない側でよいのかなとも思います。

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ドア配置は一般のバスと同じ。東京都ではオリンピックに対応して2020年度中に70両程度を導入するそうです。車体は日野自動車、機械部分がトヨタの合作で、お値段は1両なんと1億円。これは一般のバスの約5倍で、維持費も3倍かかるとか。当然、国からの補助金も出るけど、民間会社での導入は数両の単位に留まっています。量産化で新製費はある程度安くなるにしても、維持費が下がらないと大量の導入は難しいのではないかと思われます。

ブレーキ装置の試行錯誤

 後期高齢者になってしまってもまだ完成しないEF65、でもサボっているわけではありません。

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車輪の両側のブレーキシューを結ぶ引き棒はキットに入っていないので自作しないといけません。写真を見ながら幅は1.2mmくらいと見当をつけ、厚さはヘナヘナしない程度の0.8mm、長さは35mmとしました。固定用の穴は多めに空け、実際に仮止めして最適値を決めるようにします。電動丸鋸で切り出しましたが、送りのガイドの精度が悪く、なかなか均一な幅に仕上がりません。一番できの悪いのをテスト用にしました。

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まだシューは取り付けていないので、仮のまた仮止め。穴は一番外側で31.5mmくらいの間隔になります。見た目の角度はほぼこんなものだけど、実際にブレーキシューを取り付けてみないとなんともいえません。

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シューはブラ下がっているシュー受けに押し込んで固定するのですが、その溝の奥が狭くなっているので所定の深さまで押し込めません。溝の幅は1mm弱なんで普通のヤスリは入らないし、サンドペーパーを折ってシコシコやったのでは平面が出せない。やむなくヨドバシホビー館で秘密兵器を購入しました。

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厚さ約0.5mmというのは歯の谷の部分で、山の部分は0.65mmくらい。力を入れすぎたらパキンと折れそうなので、軽く押しつけるようにして根気よく削ります。

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ブレーキシューは極薄の両面テープで仮止めして引き棒をあててみたら、なんと、長さが全然足りません。仕方なく作り直します。全長を45mmにして、1.3mm幅、0.4mm厚の帯板を2枚重ねとしました。当たり前だけど、これなら幅は一定になります。

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これで止め穴の間隔は35.5mmくらい。シューはもう少し押し込めるし、車輪に触ったとしてもプラだからショートはしません。

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ちょっと余裕がなさそうなので、もうひとつ外側の穴にしてみます。これで36.5mmくらい。少し開きすぎなので、36mmでよさそうです。

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実物の枕バネ寄り。引き棒の端は膨らんでいます。こを基準にして真ん中部分を削るのは現実的ではないので、2枚重ねの端を5mmくらいずらし、2mm幅、0.5mm厚の帯板をハンダ付けして整形します。その外側にあるもう1本の縦棒は下揺れ枕に当たりそうなので省略します。それを支えている変な格好の受けはそれらしく作らないといけません。

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穴間隔36mmで作りました。赤丸の部分、少しはそれらしく見えるかな。

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端梁側は先端がパイプのようになっていますが、帯板状の引き棒とのつなぎ目あたりが砂撒管に邪魔されてよくわかりません。

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上の2本は試作品。斜めになっているやつは早々と予備を含めて15本作ってしまいましたが、寸足らずで使い物になりません。急いては事をし損じる、てわけだけど、かといってあまりのんびり構えてもいられないのです。

EB10の再生(その5) *追加あり

 EB10は塗装の前にもうひとつ、片付けなければいけないことがあります。それはウエイト。

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伝導軸と反対側の車端に付いていたウエイトで、コレクターのバネによる浮上がり防止用にしては重すぎます。少し切り落とそうと思って金鋸でゴリゴリやっても歯がたちません。鉛ではなく鉄の塊でした。超硬刃の丸鋸なら切れそうだけど、厚みがあるので一度では切れません。やはりウエイトは鉛がよさそうです。

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以前、渋谷のイモンに行ったらフレキウエイトしかなかったので、昨日(13日)、カワイモデルに行ってみました。還暦前くらいのオジサンが店番していて、肝心のウエイトは「ありません」。ならばと秋葉原のイモンに行ってみれば、パーツはN用しか扱っていません。ここまで来て手ぶらで帰りたくないから、天賞堂に行ってみるかと有楽町へ。改札を出たところで、取り敢えず手近なカツミを覗いてみたら、MPギア用のウエイトがありました。何種類かある中で、大きさ(重さ)の割に値段が安いやつをお買い上げ。機関車用小型というやつで、税込み528円でした。

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重さは107gで鉄の塊より30g軽い。

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仮置きして重量バランスを確認します。

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少し重かったので、上の写真で奥に見える段差部分を切り落としました。鉛なんで金鋸でザクザク切れます。車体固定の横梁と干渉しないよう90度向きを変え、センターに3mmのタップをたてて固定します。これで軸重は左側(コレクターのある方)がほんの少し重いくらいになりました。

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車体を固定して試運転。少し車体の反響が出ますが、スムーズに走ります。

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重量は650.5g。パンタを付けるのでもう数g増えるでしょう。

*1月15日、追加

 試運転してみると、モーターの振動が車体に反響する音が少々気になるので、対策を考えます。

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材料のストックの中に0.8mm厚くらいのゴムシートがありました。

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このくらいの寸法に切ります。

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車体横梁に接着。ガチガチに固めると消音効果が薄れるので、ゴム系接着材でずれないくらいに貼付けます。結果はというと、ビス止めしているのである程度は振動が伝わりますが、カランカランという音はだいぶ小さくなったのが確認できました。

明けまして…

 明けまして、のあとに続くはずの「おめでとう」に疑問符を付けたくなる2021年の幕開けです。

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遅めの朝食をすませ、届いた年賀状にひととおり目を通したら、地元の氏神様に初詣です。

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参道の入口でまず手の消毒。

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狛犬もマスクをしていました。

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いろいろとコロナ対策を施しています。

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メチャ混みではないけど参拝者は途切れません。

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駅南口にある氷川神社は入場制限していました。氏子ではないので眺めるだけです。

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高円寺駅ホームからの富士山。昼頃なので少しもやけています。やはりこの時期の富士山は雪がないと絵になりません。

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中野まで初乗り。緩行下りはガラ空きでした。

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コーヒーブレイクのあとは工作台に向かいます。0番のEB10は本来の黒に黄帯にすることにして、帯の太さを検討します。これは上が2mm、下が3mm。

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こちらは上が1.5mm、下が2.5mmと一回り細くしました。

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前面。ヒゲの角度などはまだ仮なので、もう少し実物の写真と睨めっこします。帯自体は細い方に決定。寒波が緩んだら一気に塗装する予定です。

 ということで、ご用とお急ぎでない方は今年もお付き合いのほど、よろしくお願い致します。
プロフィール

モハメイドペーパー

 1946(昭和21)年生まれ、AB型、男。生息地は中央線(JR)の沿線なので、鉄道は複線で電化されているものと認識している。
 鉄道関係のライターが本業になり、今も細々ながら現役。趣味が鉄道模型製作だが、本業との境目は曖昧。

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