この夏は青春18きっぷを使って行きたいところがあったのですが、緊急事態宣言だとか、8月半ばに雨が続いたこともあり、計画は延期を余儀なくされています。そんななか、西武鉄道から夏期限定の1日乗車券が発売されたので、売切れにならないうちに1枚買っておきました。
これです。相変わらずアニメとタイアップしていて、あまり年寄り向きの図柄ではありません。有効期間は9月12日までなので、このところの天気予報を見合わせ、晴れ間が出そうな7日に秩父行きを決行しました。
家を出たのは8時過ぎ、まずは野方に行く途中で100円のペットボトルを仕入れます。野方から西武秩父までは片道760円、フリーきっぷは1500円なので、単純に往復してもモトは取れます。
鷺宮で急行本川越行き、所沢で普通飯能行き、飯能で西武秩父行きとほとんど待ち時間なしで乗継げました。2015年9月21日にも妖怪ウォッチスタンプラリーのフリーきっぷを使い、ほぼ同じ行程で秩父まで行っています。その時は休日で高麗までの臨時列車も運転され、列車はすべて8連でしたが、今回は平日だし外出自粛のご時世なので、4連でもボックスシートは1人で占有できるくらいしか乗っていません。
2駅目の高麗からハンキング客がボツボツと降りていきます。構内には三菱セメントのサイロが残っています。セメント輸送を行っていた頃は横瀬~高麗間の区間列車が1日3往復設定されていました。
東吾野で上り特急の交換待ち。車内はご覧のとおりで、2連でも間に合いそうです。
4000系はクロスシートの窓部分に小テーブルがあり、その下には栓抜きも残っています。
普通列車の交換は芦ヶ久保で3度目。4列車でほぼ30分ヘッドの運転となっています。それでも地元の人の乗降りは各駅で数人しかなく、貨物列車もなくなって収支はかなり悪そうです。正丸トンネルを抜けると天気が変わり、薄日が射してきました。
横瀬では保存車を確認。白いシートが掛けられているけどパナウェーブではありません。2015年の時より増えています。左端の短いのはE31形です。
左は5000系(初代レッドアロー)の先頭車、右は短いし床下機器からモハ501形(初代)の復元車でしょう。
これは台車からE851形とわかります。左はE41形。
野方からほぼ2時間で西武秩父に到着。左は秩父鉄道のお花畑に向かう連絡線です。
ホーム端から線路の観察。ダブルスリップが要になっていて、左端は特急線用の1番線、中2本が普通列車用の2・3番線、右端はお花畑、右奥は三峰口方面に連絡しています。
駅舎全景。右側のフードコート、売店に続いて温泉施設「祭りの湯」がオープンしています。
お花畑駅。右のホームは西武鉄道から長瀞方面へ直通する列車が土休日の午前と午後に各2本発着するだけです。
駅前通路、左のソバ屋は前回試食しています。この先にもホームと兼用の駅ソバがあるので食比べをしてみたかったのですが、まだ11時前で腹も減っていないから眺めるだけにしておきます。
影森行きまで待つのもかったるいので、羽生行きに乗って秩父の様子を見てみよう。
スイカ、パスモは使えません。埼玉のど真ん中だから仕方ないか。
貨物扱いがなくなって静まりかえっている秩父。
一駅乗ったのは元都電の5000系。3連3本がしぶとく生残っています。
構内に1両だけ残されているワキ。物置代わりなのだろうか。
影森に到着。左が乗ってきた7800系の2連。右が接続する三峰口行きで7500系の3連。平日の三峰口行きは1時間に1本あるかないかの本数で、それでもガラガラです。
派手なラッピング編成はこのあとすぐ、手前のホームに入れ換えてきて羽生行きになりました。
同じ線路に止まっていた急行用の6000系。こちらは夕方まで出番がありません。それにしてもフロントガラスが汚い。ここでは車内の清掃をしていましたが、外側は管轄が違うようで我関せずでした。
デキ303が牽く貨物列車が到着。採石場からここまでは入換え運転なので誘導員が添乗しています。
三峰口寄りの踏切。ここでしばらく撮影します。
山に向かう列車はデキ302が牽引。ヲキは空荷ではなかった。上り(寄居方面)列車は右側の線路に入ります。
乗ってきた7800系はしばし昼休み。ほかの編成もそうだけど、よく汚れています。先頭付近が特に汚いのは、線路から泥を吹上げるからなのか。
次に到着した影森止まりも留置線に入ってきました。左のデハ7200形は元東急デハ8800形にパンタを新設したので、その分、クーラーが1台撤去されています。
小一時間ほどでデキ302が戻ってきた。手前2本の線路は架線が張ってあるけど、枕木がほとんど朽ち果てて車両が入れる状態ではありません。
ヲキ100形のサイドビュー。自重14.9t、荷重35tだから1両でほぼ50t、20両で1000tになります。
10両単位で三峰口寄りにヲキフが連結されています。だいぶ前から車掌は乗務していません。
なかなかユニークな顔付きです。このあと、貨物列車はいつ来るかわからないので、駅に戻ります。
12:58、古参のデキ103が牽く下り貨物が到着。やはり電機はこの色の方がいい。
留置している電車との並び。
誘導員が乗り、無線のテストをしたら発車。力強く滑らかなモーター音が響きます。動画で撮っておけばよかった。
次の羽生行きは13:17。この駅は業務の合理化できっぷ売り場、改札口がホーム上にあります。
西武秩父のフードコートで昼飯と思ったけど、10分足らずで飯能行きが出るのでその暇はない。パンを買って4000系に乗込みます。特急ホームとの間にはかつて線路が2本敷かれていました。
ラビューの先頭部。乗務員室の真四角な窓は、いかにも取って付けたの感があります。
途中、飯能で少し寄り道して、所沢からはラビューに乗ってみました。
アルファベットは製造順を表すので、001系の第1編成、3号車となります。
車内は天井がすっきりしています。椅子の色は個人的にちょっと馴染めません。遮音性は高く走行音はほとんど気にならなかった反面、空調の音がかなり耳につきました。音量はそこそこなのですが、低周波で鼓膜が圧迫されるような感じといえばいいのかな。窓の下辺が低いのは、擦れ違う電車の車号が座ったまま確認できるという利点があるけど、普通の人には関係なし。秩父線でガーダー橋を渡る時などは、真下が見えて迫力が感じられそうです。
ということで1日乗車券は有効に使えました。飯能での寄り道は別途アップします
これです。相変わらずアニメとタイアップしていて、あまり年寄り向きの図柄ではありません。有効期間は9月12日までなので、このところの天気予報を見合わせ、晴れ間が出そうな7日に秩父行きを決行しました。
家を出たのは8時過ぎ、まずは野方に行く途中で100円のペットボトルを仕入れます。野方から西武秩父までは片道760円、フリーきっぷは1500円なので、単純に往復してもモトは取れます。
鷺宮で急行本川越行き、所沢で普通飯能行き、飯能で西武秩父行きとほとんど待ち時間なしで乗継げました。2015年9月21日にも妖怪ウォッチスタンプラリーのフリーきっぷを使い、ほぼ同じ行程で秩父まで行っています。その時は休日で高麗までの臨時列車も運転され、列車はすべて8連でしたが、今回は平日だし外出自粛のご時世なので、4連でもボックスシートは1人で占有できるくらいしか乗っていません。
2駅目の高麗からハンキング客がボツボツと降りていきます。構内には三菱セメントのサイロが残っています。セメント輸送を行っていた頃は横瀬~高麗間の区間列車が1日3往復設定されていました。
東吾野で上り特急の交換待ち。車内はご覧のとおりで、2連でも間に合いそうです。
4000系はクロスシートの窓部分に小テーブルがあり、その下には栓抜きも残っています。
普通列車の交換は芦ヶ久保で3度目。4列車でほぼ30分ヘッドの運転となっています。それでも地元の人の乗降りは各駅で数人しかなく、貨物列車もなくなって収支はかなり悪そうです。正丸トンネルを抜けると天気が変わり、薄日が射してきました。
横瀬では保存車を確認。白いシートが掛けられているけどパナウェーブではありません。2015年の時より増えています。左端の短いのはE31形です。
左は5000系(初代レッドアロー)の先頭車、右は短いし床下機器からモハ501形(初代)の復元車でしょう。
これは台車からE851形とわかります。左はE41形。
野方からほぼ2時間で西武秩父に到着。左は秩父鉄道のお花畑に向かう連絡線です。
ホーム端から線路の観察。ダブルスリップが要になっていて、左端は特急線用の1番線、中2本が普通列車用の2・3番線、右端はお花畑、右奥は三峰口方面に連絡しています。
駅舎全景。右側のフードコート、売店に続いて温泉施設「祭りの湯」がオープンしています。
お花畑駅。右のホームは西武鉄道から長瀞方面へ直通する列車が土休日の午前と午後に各2本発着するだけです。
駅前通路、左のソバ屋は前回試食しています。この先にもホームと兼用の駅ソバがあるので食比べをしてみたかったのですが、まだ11時前で腹も減っていないから眺めるだけにしておきます。
影森行きまで待つのもかったるいので、羽生行きに乗って秩父の様子を見てみよう。
スイカ、パスモは使えません。埼玉のど真ん中だから仕方ないか。
貨物扱いがなくなって静まりかえっている秩父。
一駅乗ったのは元都電の5000系。3連3本がしぶとく生残っています。
構内に1両だけ残されているワキ。物置代わりなのだろうか。
影森に到着。左が乗ってきた7800系の2連。右が接続する三峰口行きで7500系の3連。平日の三峰口行きは1時間に1本あるかないかの本数で、それでもガラガラです。
派手なラッピング編成はこのあとすぐ、手前のホームに入れ換えてきて羽生行きになりました。
同じ線路に止まっていた急行用の6000系。こちらは夕方まで出番がありません。それにしてもフロントガラスが汚い。ここでは車内の清掃をしていましたが、外側は管轄が違うようで我関せずでした。
デキ303が牽く貨物列車が到着。採石場からここまでは入換え運転なので誘導員が添乗しています。
三峰口寄りの踏切。ここでしばらく撮影します。
山に向かう列車はデキ302が牽引。ヲキは空荷ではなかった。上り(寄居方面)列車は右側の線路に入ります。
乗ってきた7800系はしばし昼休み。ほかの編成もそうだけど、よく汚れています。先頭付近が特に汚いのは、線路から泥を吹上げるからなのか。
次に到着した影森止まりも留置線に入ってきました。左のデハ7200形は元東急デハ8800形にパンタを新設したので、その分、クーラーが1台撤去されています。
小一時間ほどでデキ302が戻ってきた。手前2本の線路は架線が張ってあるけど、枕木がほとんど朽ち果てて車両が入れる状態ではありません。
ヲキ100形のサイドビュー。自重14.9t、荷重35tだから1両でほぼ50t、20両で1000tになります。
10両単位で三峰口寄りにヲキフが連結されています。だいぶ前から車掌は乗務していません。
なかなかユニークな顔付きです。このあと、貨物列車はいつ来るかわからないので、駅に戻ります。
12:58、古参のデキ103が牽く下り貨物が到着。やはり電機はこの色の方がいい。
留置している電車との並び。
誘導員が乗り、無線のテストをしたら発車。力強く滑らかなモーター音が響きます。動画で撮っておけばよかった。
次の羽生行きは13:17。この駅は業務の合理化できっぷ売り場、改札口がホーム上にあります。
西武秩父のフードコートで昼飯と思ったけど、10分足らずで飯能行きが出るのでその暇はない。パンを買って4000系に乗込みます。特急ホームとの間にはかつて線路が2本敷かれていました。
ラビューの先頭部。乗務員室の真四角な窓は、いかにも取って付けたの感があります。
途中、飯能で少し寄り道して、所沢からはラビューに乗ってみました。
アルファベットは製造順を表すので、001系の第1編成、3号車となります。
車内は天井がすっきりしています。椅子の色は個人的にちょっと馴染めません。遮音性は高く走行音はほとんど気にならなかった反面、空調の音がかなり耳につきました。音量はそこそこなのですが、低周波で鼓膜が圧迫されるような感じといえばいいのかな。窓の下辺が低いのは、擦れ違う電車の車号が座ったまま確認できるという利点があるけど、普通の人には関係なし。秩父線でガーダー橋を渡る時などは、真下が見えて迫力が感じられそうです。
ということで1日乗車券は有効に使えました。飯能での寄り道は別途アップします