昨年6月の入院後、体力維持のための散歩が日課になっています。私の場合、日帰りできる範囲は散歩と解釈しているので、電車に乗って県境を越えるのもありなのです。

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どうせなら、毎日どのくらい歩いたかを記録しようと考え、牛田に出かけた日(4日)の帰り道、ヨドバシでこんなのを買いました。私くらいの世代だと万歩計ですが、このパッケージではデイリーパートナーとなっています。税込み803円の値札がついているのに、実際は770円でした。歩数だけではなく、歩行距離、消費カロリーなども計れるし、30日分のメモリーもあるというなかなかの優れもの。まぁ、スマホがあれば、わざわざこんなものを買う必要はないのですが。

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早速5日から計測を開始。エクセルで簡単な表を作って毎日の歩数を記録しています。昨日までで1万歩を越えたのは4回あり、最大は14日に旧東海道を新馬場から大森海岸まで歩いた時の17,401歩、最小は4,686歩でした。自宅から高円寺駅までが2000歩弱なので、南口の商店街まで遠征して少し回り道をすると5,000歩くらいになります。写真は16日の歩数。

 というところで鉄道の話もひとつ。四国にある阿佐海岸鉄道が昨年の11月末で鉄道の営業を止め、DMVに変更するための準備が進められています。日本初のDMV営業路線となることで地元はいろいろと期待をしているようですが、私はアホなことやってるなとしか思えません。

DMV
阿佐海岸鉄道ホームページから転載

 DMVを走らせるためには信号設備の変更が必要で、そうするとその区間では通常の鉄道車両は運転できなくなります。法的にどういう位置付けになっているのかはわかりませんが、JRと直通運転できなくなるのなら、わざわざレールを敷いておく必要はなく、軌道敷を舗装してバスを走らせればことは足ります。そこまでしなくとも、阿波海南~甲浦間は並行道路もあるのだから、いよいよもってDMVでなくてはという理由が見当たりません。
 地元ではDMVが観光の目玉になると期待しているようだけど、そのために全国から撮り鉄、乗り鉄が殺到するとは考えられないし、一般の観光客も一度は物珍しさで来たとしても、DMV目当てのリピートはまずないでしょう。当初の予定では2020年度中の営業運転開始が、コロナの影響もあって2021年度にずれ込むとか。コロナが治まる頃まで忘れられなければよいのですが。

*参考資料
 車両費は阿佐海岸鉄道のHPによれば3.6億円とあるので、1両あたり1億2000万円。元になるマイクロバスは概ね600万円、観光タイプのバスで3000万円くらいからだそうです。定員20人そこそこなのだから、10年走ってもまずモトは取れないでしょう。