4月の陽気になった19日(木)、特急「踊り子」のニューフェイスを撮ろうと出かけました。午前中は下りがほぼ1時間ごとに運転されていますが、これを順光で撮れる場所は限られます。定番の新子安は13日ほどではないものの、7・8人が固まっていたのでパス。東神奈川寄りのカーブも人影が見えたので敬遠し、ベストではないけど勝手のわかっている、京急の神奈川に近い横断橋に向かいました。

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ここは誰もいなくて、私の貸切です。11:20頃、サフィール踊り子1号が通過。8連なのでなんとか最後尾まで入ります。しかしこれも撮りにくい色だな。ポスターのイラストはかなり明るい青になっているけど、実際はだいぶ暗い。天気が悪いとお手上げです。側面もサフィールのロゴだけなので、もうちょっとアクセントが欲しい気もします。車号標記は国鉄書体ではないものの、太めの書体で見やすくなっています。

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車号標記

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次の列車まで小一時間ほどあるので、新子安寄りのカーブに行って見ました。ベストポジションは割込む隙がないので、元の場所に引返します。

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12:10頃、踊り子4号が通過。「あずさ」から変身したE257系で、実物を見るのは初めてです。青はE261系より明るめで、メタリックは入っていないようです。

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12:20頃、踊り子13号が通過。個人的にはこれが一番の狙い目です。伊豆急下田行きと修善寺行きを併結した15連は在来線の特急では最長。この場所では後の5両が架線柱に邪魔されてよく見えません。

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12:50頃、サフィール踊り子3号が通過。この10分くらい前から同業者が2人現れました。光線はほぼ真っ正面になってきたし、京浜東北線の北行にケツを被られています。

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13:20頃、踊り子15号が通過。だいぶ風も強くなってきたので、本日の撮影は終了とします。このあと東横線の反町まで歩き、菊名でしぶそばに立ち寄って帰宅しました。
 踊り子は下りが午前中、上りが午後に集中していて、いずれも正面が順光になりにくい。おまけに下りは引きを取れる場所も少なく、両方の条件を満足できるのは新子安しかありません。今はまだ若い連中が群がっていますが、月が変わって学校も始まる頃にはほとぼりも冷めていることでしょう。時間の制約が少ない高齢者はその時期が狙い目です。