ここ数日、お江戸では御茶ノ水で都電の線路が発見されたというのがちょっとしたニュースになっています。場所は神田川と中央線を跨いでいる御茶ノ水橋。子供の頃(昭和30年代前半)、ここに線路があったのは覚えていますが、今度は完全に撤去されるというので、天気も回復した30日、最後のご対面に行ってきました。

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歩道からだと柵が邪魔してよく見えません。

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北側の横断歩道を渡りながら撮影します。

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位置を変えてもう1枚。複線のはずだから、左側にもう1本埋まっているのだろうか。ここは順天堂方面から右折して駿河台下に向かっていたもので、線路は橋の上だけですが昭和42年の銀座線などが廃止される頃まで残っていたと記憶しています。その後も撤去せず、上からアスファルトを敷いて体裁を整えたわけで、江東地区の廃止区間もほとんどは埋め込まれたままになっているはずです。

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橋は補修補強の工事が行われています。

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橋の下の御茶ノ水駅も改良工事の真っ最中。中央線快速の12連化に伴い、ホームは水道橋寄りに延長されます。

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中野は5・6番線と7・8番線が高円寺寄りに延長されます。写真の7・8番線は新宿駅改良工事で特急が中野発着になるとき、12連に対応した仮ホームが設置されていました。

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阿佐ヶ谷はホームができ、柱の基礎が立ち始めています。そのほかの駅はまだ目立った変化は見られません。