モハメイドペーパーの      何が出てくるか2

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2022年10月

117万アクセス

 昨日(28日)の夕方、117万アクセスになりました。実は10月に入ってからアクセスがかなり増えていて、1日に900を越えた日もあります。28日は794でした。カウンターは同じ人が何回アクセスしても1回ずつと計算するので、実際の訪問者数は150~180とほぼ一定です。つまり、900を越えた日は単純計算でも一人が4回以上アクセスしていることになります。そんなに何度も読み直すほどの内容ではないと思うのですが、まぁ、みなさんヒマ潰しにアクセスしているんでしょう。私もコメント入れたブログなんかはどんなレスが付くかと何度も確認しますから、誰も考えることは同じなのですね。

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ということで117といったらこれ、117系です。国鉄末期に京阪神地区の新快速用として登場し、私も何度か乗っていますが、その頃は乗るだけで写真はほとんど撮っていません。これはJR東海に継承された車両で、2004年5月に熱田で撮影しています。名古屋地区も関西と同じ6連で投入されましたが、JR東海になってから編成を2分し、クハを新製して4連に組換えられました。そのクハは下降窓になった100番代仕様なので、すべての編成は2段窓と1枚窓の混成になっています。

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これはモハ116、他の形式もそうですが、連結面寄りにだいぶ無駄と思われるスペースがあります。恐らく寒地仕様で雪切室にすることを考えていたのでしょう。

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モハ117、夕方まで昼寝なのでパンタが降りています。

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クハ116、クハは上り向きがクハ117、下り向きがクハ116と形式が分けられていました。117系は新快速用として台車が空気バネになっているけど、モーターはMT54でギア比4.82だから走行性能は113系と同じ。京阪神の新快速はほとんど力行しっぱなしでなんとか110km/hを維持していました。名古屋地区で4連になると重たいクハが災いして加速が悪くなり、起動から100km/hに達するのに211系の3連だと55秒前後なのに対し、1分半近くかかっていました。おまけに2ドアで停車時分が延びるから、ラッシュ時には使いにくい車として敬遠されるようになってしまったのです。

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関西地区に残った車両はこんな色になっています。2016年、湖西線の車内からの撮影なので、ガラスの汚れはご容赦願います。2022年時点では在籍していても定期運用はなくなっているはずです。 

セミスケールのコンテナ貨車を作る(その3)

カプラ-ポケットを作ったものの、実質的に固定編成なんだから、中間はドローバーで差し支えなさそう。ならばと早速作戦変更です。ドローバー本体は真鍮板を切って穴を開ければよいのですが、ピンはどうやって作ろうか。長いネジそのままでは見てくれが悪いし、かといって丸棒にネジを切るにはダイスが必要です。この際だからダイスを買ってもよいけれど、まずは秋葉原で使えそうなものを探してみよう。

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この2点は9月25日にお買い上げ。写真ではわかりにくいですが、細長いのは2mmの真鍮棒にネジが切られています。西川電子部品で220円でした。この店は電子部品といっても半導体やLEDを扱っているわけではなく、工具類も扱っているネジ屋です。当然、ダイスもありますが、付属品も揃えると2000円近くになるので、これからの使用頻度を考えると買うほどではないと判断しました。右はエコーモデルの細密パイプで、外径2.4mm、内径2.0mm。西川のとなりのビルにイモンが入っているので、手早く用が足りるのはありがたい。

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パイプは8mmに切り、ネジ棒に被さるようにナットの位置を調整します。先端部とナットにハンダを流して固定し、反対側のネジは3.5mmくらいで切ります。パイプの先端はドリルレースで角を丸めておきます。

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これで一式揃いました。左の止めネジはHOのセンターピン用です。

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ドローバー本体は1mm厚で幅6mm。止めビス側は取付けベースに密着しないよう、0.5mm厚のワッシャをハンダ付けしました。

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5両を1ユニットとするので所要本数は8本。予備も2本ほど作っておきました。

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車体側の取付けベースは1mm板に2mmのタップを立て、スーパーXで床板に接着しています。

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連結した状態。取付けベースは丸鋸で切る時に切代分の計算を間違え、穴の左右が非対称になっています。レールに乗せれば見えないところだから修正はしません。

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上から見たところ。連結面間は設計値で16mmですが、これは取付けベースを接着する時の誤差で15.3mmくらいになっています。まぁ、実用上は問題ありません。

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台車が1両分しかないので、実際にレールに乗せてのテストはできませんが、半径2mくらいは余裕で通過できるはずです。

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カプラポケットは早手回しに20個分の材料を手配していました。7個組立てているので、これ以上作業する必要はなく、所要4個で残りは予備となります。

最近の買い物 2題

買い物といってもそんなに値の張るものではありません。

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一つ目はこれ。関西合運に行った時に歩数計をどこかに落としてしまったので、帰京した翌日の10月2日、新宿のヨドバシで新しいのを買いました。今まで使っていたのは廃盤になったようで、似たようなのはこれ。値段は1000円を少し越えますが、まぁいいでしょう。

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上が今まで使っていたもの。日付の液晶が欠けているので予備にしています。新しいのも同じメーカーでした。少し横長になっていますが、表示部分は共通のようです。付属のストラップの先端にはクリップが付いているから、不用意に落としてしまうというトラブルは防げそうです。

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もうひとつは腕時計。税込み1097円ですが10気圧防水で時計の精度は月差±20秒以内、電池は3年持ちます。50年前には100万円でもこの精度の時計は買えなかったはず。その頃の腕時計は毎日決まった時間にゼンマイを巻き、1日で分単位の誤差は当たり前だったのです。

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私の手元にある腕時計はこれだけ。右は2000円クラスでケースとベルトが金属製。汗をかいても簡単に洗えるので、夏はこれを使っています。左はカシオの1000円クラス。冬は金属ベルトが冷たいのでこちらを使っていました。最近、リュックに引っかけてベルトのピンを飛ばしてしまい、替えのベルトだけでも1000円くらいなので、それならと時計ごと買い換えました。夏用に合わせたわけではないけど、黒地に白文字の方が暗いところでも見やすい気がします。
 時計もカメラと同様に凝りだしたらキリがない世界です。昔の時計は精度と値段がある程度比例したけど、今は精度だけなら1000円も100万円も同じ。時を計るという機能なら1000円クラスでも十分過ぎるくらいです。

あの時の1枚

 OER3001さまの「今日の1枚」シリーズへのコメントがきっかけで、その車両なら俺も撮っていたはず、という画像を発掘してみました。同じタイトルでは紛らわしいので、こちらは「あの時の1枚」とします。

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一度アップしていますが、京都の二条城の前を走るN電です。1960(昭和35)年6月、中学の修学旅行の2日目はバスで京都市内を巡りました。二条城の前で降りる準備をしていて、ふと反対側に目を向けるとN電を発見。あわててシャッターを切った割にはそこそこに写っています。セミ判のスプリングカメラで距離合わせは目測、シャッターも1/250秒が最速だったはず。ある程度の距離があったから無限大でも被写界深度内に収まったのでしょう。

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これは泊まった旅館の2階から朝飯前に撮影。電車の後方、家並みが切れた所を左折すれば京阪三条駅です。塗色は赤と黄色の本線特急色、急行も同じ塗色で前面が丸い5枚窓の200形、各停にはマキシマムトラクション台車の50形も見られました。各停用は緑の濃淡ではなく、濃いめの青とクリーム色の塗分けでした。

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ED27は廃車前提で西国立に留置しているところを撮っていますが、これはまだ現役バリバリの1966(昭和41)年8月に立川で撮影したものです。貨車の1両目は米軍用のタキ3000ですね。

西武鉄道、2027編成廃車

 西武鉄道2000系といえば田の字窓でグロベン付きの6連が原型といえますが、このタイプで最後の1本となった2027編成が本日(19日)付けで廃車となりました。2000系6連の廃車は2015年度から急ピッチで進み、2020年度初頭には2027編成1本だけになっていました。

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今年の9月10日に撮影した2027編成。すでに10月中旬で廃車という情報は入っていたので、頻繁に国分寺線通いをしていました。

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これは2021年6月に撮影。グロベンがよくわかるアングルを選びました。

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実は2031・2033編成も田の字窓の6連なのですが、新2000系で登場する直前の新製なので、ベンチレーターが角形でした。屋根補修の際にベンチレーターが撤去されています。この2本は車体更新も行われているから当分安泰と思っていたところ、今年の8月に2033編成があっさりと廃車になってしまいました。

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更新車は車号がプレートになっていました。

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もうこの並びは見られません。

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単線の国分寺線は駅間で撮れる場所が意外と少なく、お手軽な小川での駅撮りが大半でした。いつも同じ写真ではおもしろくないので、9月16日に恋ヶ窪から国分寺の手前の羽根沢信号場までの複線区間を歩いてみた結果、まぁまぁの場所が見つかりました。恋ヶ窪から歩いて5分くらい、左端に駅の跨線橋が見えています。

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電車からのロケハンでは見落としてしまいそうなんな場所です。おそらく昔は踏切だったのでしょう。

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撮ったら恋ヶ窪に戻り、2027編成に乗車。昭和54年新製だから今年で43年目か。まぁ、廃車になってもおかしくはありません。

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だいぶくたびれた所も発見できます。

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これも16日、国分寺でJRとの並びも撮っておきます。その昔はここで貨車の授受があり、E851や旧型電機が見られました。

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発車したところ。橋上駅になったので編成の半分は陰になってしまいます。

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さらに後追い。順光で撮るなら午前中が勝負です。2027編成はこれが最後のカットになりました。

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9月22日は早めに出動。1本目でお目当てが・・・と思ったら2031編成でした。

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望遠目一杯で後追い。その後、10月15・16日と小川に出向きましたが、すべて新2000系でした。最新の情報によれば10日に本川越行きの快速急行に入ったのが最後の花道のようで、14日朝の運用を最後に入曽経由で小手指に入庫、18日に横瀬まで回送され、19日付けで廃車となりました。 

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2027編成の廃車によって2000系の6連は6本が残り、年度内にはこれ以上の廃車はないようです。国分寺線は朝ラッシュ時が5本運用となるし、土休日の日中も拝島線内に2本の運用があるので、1本が検査入場すると予備車なしになります。その場合は写真のような2+4編成の出番となるわけですが、2連、4連とも廃車が進んでいるので、楽観はできません。本線でだぶつき気味の8連から2両を抜いて6連にする手もありますが、足回りが整流子モーターでは長続きしないでしょう。素人目には9000系のワンマン化で余った足回り活用し、2000系をVVVF化しておけばよかったのにと思うのですが。
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