この夏は18きっぷでどこかに出かけようと目論んでいたのですが、8月中頃に飛込んできた仕事に深入りする羽目になり、バタバタしているうちに9月。仕事も一区切りついたので金券屋にいってみても、もはや18きっぷのバラ売りは残っていません。で、順序が逆になるけど行く先を絞り込んだ結果、もういつ引退してもおかしくない185系を撮ろう、それもちょっと捻って伊豆箱根鉄道線内でと決定。18きっぷがダメなら次善策として小田急の株主優待乗車券を2枚買いました。これは1枚390円、JRで小田原~三島間が680円なので、三島までの往復は18きっぷとほぼ同額になります。18きっぷじゃないから9月10日までという縛りもありません。
先週は台風の影響もあって天候が不安定でしたが、今週も関東は曇りマークばかり。しかし、三島あたりのピンポイント予報では14日が最も晴れる時間が長そうなので、14日に決行としました。
当日は新宿7:19発の小田原行き急行に乗車。小田原8:59着なので所要はジャスト100分。ラッシュ時間帯とはいえ表定速度50km/hそこそこは泣けてきます。途中、厚木を過ぎたあたりから時折薄日が射したけど、小田原はドン曇り。本当に丹那トンネルの向こうは晴れているのだろうか。
熱海から313系に乗換え、長いトンネルを抜けた先の三島は、残暑厳しいカンカン照りでした。
一度改札を出て、伊豆箱根鉄道の窓口でこれを買います。駿豆線の1日乗車券で、三島~修善寺間の往復と同額の1040円。全区間乗ってどこかで一度途中下車すればモトが取れます。
ホームに並ぶ3000系(左)と7000系、7000系の方が転換クロスなのですが、先発の3000系に乗ります。
修善寺寄り先頭となるクハ3505の車内。JRの211系とほぼ同仕様です。
運転台。ブレーキは電気指令式で、京急800形と同じマスコンです。
3駅目の三島二日町で下車。交換設備はなく、朝ラッシュ時以外は無人です。
駅から歩いて10数分、線路の回りが開けてきたあたりで構えます。「踊り子」は約10分後に来るはず。5連でも十分収まります。左端が富士山ですが、雲がかかっているし、見えたとしても雪がなければ絵になりません。
10:46頃、踊り子3号が通過。C2編成で先頭はクハ185-4です。少し雲がうるさいし、もう少し側面に陽が回ればベストですが、欲をいったらきりがありません。大場で交換した上りを写してから駅に戻ります。*この画像は少し大きくなります。
11:13発の47列車で修善寺に向かいます。列車は概ね1時間に4本、17時台からはほぼ等間隔ですが、日中は踊り子が入るので20分以上間隔が開くことがあります。
修善寺まで乗ったのは過去に一度だけ。157系のデラックス急行「伊豆」だから、大場から先の記憶はほとんどありません。一番前でロケハンしながら修善寺に到着。右が乗った3003編成。左は軌道線塗色の復刻編成で、江ノ電の色とよく似ています。
モハ3003の車内。113系に準じた座席配置ですが戸袋窓が異様に大きい。
4番線に停車中の185系。踊り子8号の発車まではまだ小一時間あります。
まだ誰も乗込んでいないので、車内を撮影しておきます。登場時は車端部の化粧板がコルク模様でした。
逆光ですが編成通しも1枚。
修善寺のホームには洗面台がありました。コックを捻ってみたけどお湯は出ません。
改札を出てみます。駅舎全景。小綺麗だけどおもしろみがまったくない。
駅名表示も控えめです。
最初の予定では次の牧之郷(まきのこう)の先で上りの踊り子を撮るつもりでしたが、正面がちでしか撮れないので計画変更。駅直前のカーブがよさそうと確認したら、架線柱の間隔が狭すぎてダメ。この電車に乗って修善寺に戻ります。
上りの踊り子は伊豆仁田~原木間の来光川橋梁で撮れるかなと考えていました。しかし、かつての上路式ガーダー橋はコンクリート橋に変わり、車体の上半分しか見えないので、この案もボツ。さぁどうする。どのみち上りは本命ではないし、撮るだけではなく、この機会に最後の乗車をしておくのもありでしょう。幸い駿豆線内なら自由席は特急券なしで乗れるのです。2両の自由席は発車時点で3割くらいの乗車率でした。
修善寺から伊豆長岡までの約10分、特例扱いとはいえ185系の特急「踊り子」に乗った最初で最後の体験となりました。
時刻は13時近く、このへんで腹ごしらえをしておかないと食いっぱぐれてしまうので、伊豆長岡構内の駅そばでエネルギーを補給します。お薦めのしいたけそばは460円。しいたけも結構たっぷり入っています。しかし、こんな色のツユ、いくらうまいといっても関西人は絶対に食べられないだろうな。
*後編に続く。
先週は台風の影響もあって天候が不安定でしたが、今週も関東は曇りマークばかり。しかし、三島あたりのピンポイント予報では14日が最も晴れる時間が長そうなので、14日に決行としました。
当日は新宿7:19発の小田原行き急行に乗車。小田原8:59着なので所要はジャスト100分。ラッシュ時間帯とはいえ表定速度50km/hそこそこは泣けてきます。途中、厚木を過ぎたあたりから時折薄日が射したけど、小田原はドン曇り。本当に丹那トンネルの向こうは晴れているのだろうか。
熱海から313系に乗換え、長いトンネルを抜けた先の三島は、残暑厳しいカンカン照りでした。
一度改札を出て、伊豆箱根鉄道の窓口でこれを買います。駿豆線の1日乗車券で、三島~修善寺間の往復と同額の1040円。全区間乗ってどこかで一度途中下車すればモトが取れます。
ホームに並ぶ3000系(左)と7000系、7000系の方が転換クロスなのですが、先発の3000系に乗ります。
修善寺寄り先頭となるクハ3505の車内。JRの211系とほぼ同仕様です。
運転台。ブレーキは電気指令式で、京急800形と同じマスコンです。
3駅目の三島二日町で下車。交換設備はなく、朝ラッシュ時以外は無人です。
駅から歩いて10数分、線路の回りが開けてきたあたりで構えます。「踊り子」は約10分後に来るはず。5連でも十分収まります。左端が富士山ですが、雲がかかっているし、見えたとしても雪がなければ絵になりません。
10:46頃、踊り子3号が通過。C2編成で先頭はクハ185-4です。少し雲がうるさいし、もう少し側面に陽が回ればベストですが、欲をいったらきりがありません。大場で交換した上りを写してから駅に戻ります。*この画像は少し大きくなります。
11:13発の47列車で修善寺に向かいます。列車は概ね1時間に4本、17時台からはほぼ等間隔ですが、日中は踊り子が入るので20分以上間隔が開くことがあります。
修善寺まで乗ったのは過去に一度だけ。157系のデラックス急行「伊豆」だから、大場から先の記憶はほとんどありません。一番前でロケハンしながら修善寺に到着。右が乗った3003編成。左は軌道線塗色の復刻編成で、江ノ電の色とよく似ています。
モハ3003の車内。113系に準じた座席配置ですが戸袋窓が異様に大きい。
4番線に停車中の185系。踊り子8号の発車まではまだ小一時間あります。
まだ誰も乗込んでいないので、車内を撮影しておきます。登場時は車端部の化粧板がコルク模様でした。
逆光ですが編成通しも1枚。
修善寺のホームには洗面台がありました。コックを捻ってみたけどお湯は出ません。
改札を出てみます。駅舎全景。小綺麗だけどおもしろみがまったくない。
駅名表示も控えめです。
最初の予定では次の牧之郷(まきのこう)の先で上りの踊り子を撮るつもりでしたが、正面がちでしか撮れないので計画変更。駅直前のカーブがよさそうと確認したら、架線柱の間隔が狭すぎてダメ。この電車に乗って修善寺に戻ります。
上りの踊り子は伊豆仁田~原木間の来光川橋梁で撮れるかなと考えていました。しかし、かつての上路式ガーダー橋はコンクリート橋に変わり、車体の上半分しか見えないので、この案もボツ。さぁどうする。どのみち上りは本命ではないし、撮るだけではなく、この機会に最後の乗車をしておくのもありでしょう。幸い駿豆線内なら自由席は特急券なしで乗れるのです。2両の自由席は発車時点で3割くらいの乗車率でした。
修善寺から伊豆長岡までの約10分、特例扱いとはいえ185系の特急「踊り子」に乗った最初で最後の体験となりました。
時刻は13時近く、このへんで腹ごしらえをしておかないと食いっぱぐれてしまうので、伊豆長岡構内の駅そばでエネルギーを補給します。お薦めのしいたけそばは460円。しいたけも結構たっぷり入っています。しかし、こんな色のツユ、いくらうまいといっても関西人は絶対に食べられないだろうな。
*後編に続く。