9月ももう4日、ブログのネタはあるのですが、2日の夕方に「5日いっぱいでお願いします」という仕事が入ったので、土日ものんびり遊んではいられません。そういう時は今日の1枚で繫いでおきましょう。

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 2006年10月22日撮影。京阪電鉄交野線の交野市です。郡津だと思います。関西合運をちょっと抜け出して撮ったのですが、この時の狙いは1900系の特急色復活編成でした。10000系は2002年2月に第1編成がデビュー、写真の第6編成は2006年3月に竣工しています。2600系の置換え用ということで車体は7200系のデザインを受継ぎ、形式は9000系の次なので5桁になりました。
 一番の特色はターコイズグリーン1色の塗色、公式にはイメージ一新とアナウンスされていますが、単色化によるコスト削減が目的なのは見え見えです。従来の濃淡グリーンのどちらにも似ているようで似ていないような、よく言えばいいとこ取り、悪く言えばどっちつかずの微妙な色あいです。担当者は結構選定に苦労したのかも知れません。しかし、この塗色が10000系以外に及ぶことはなく、2008年の中之島線開業を契機に特急車、普通車とも月をイメージした少々手の込んだ塗色に変更されています。
4連の10000系は本線に出る機会が少なく、ターコイズグリーン時代に撮影できたのはこの1枚だけとなりました。