予期せぬニュースが飛び込んできたので、急遽、予定を変更しました。今時、まだ日本に森林鉄道があったのかと思われた方は、2018年10月17日付けのブログを参照してください。シグナス森林鉄道というのは鉄道営業法に則った鉄道ではなく、能勢電鉄が経営する妙見の森の中にある遊戯施設です。

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ここが乗降場、数100m先まで行って戻ってきます。乗った場所で降りる=場所の移動がないので運輸機関とは認定されません。

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15インチ(381mm)ゲージで最高速度は5km/h、足早に歩くくらいのスピードです。

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駅を出てすぐが138‰の急勾配なので、ここだけラックレールを併用しています。

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駅のループから本線に入る所。

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桜の季節に撮りたかったな。

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数分で戻ってきます。客車は定員4人だけど、体重80kg以上だと2人が精一杯です。

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折返しもループ線。ここで数分止まるので、降りて撮影ができます。

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カーブ通過の状態。だいぶ走行対抗が増えそうです。

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機関車の運転台。蓄電池式で客車もモーター付きだそうです。メーカーは能勢電平野工場なのでマスコンは電車風です。

 妙見の森は12月6日から3月18日まで冬季休業となり、森林鉄道は11月27日から点検整備のため運休となっていて、運転が再開されることなく、2月1日付けで廃止となりました。廃止の理由は施設の老朽化となっていますが、コロナによる来客数の減少も影響していると思います。