モハメイドペーパーの      何が出てくるか2

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越中島貨物線レポート(その1)

 都内にはいくつかの貨物専用線があり、マイナーな存在ながらも知る人ぞ知るの隠れた人気スポットになっています。越中島貨物線もそのひとつで、私も昨年の夏以来、嵌まり込んでしまい、何度も足を運んでいます。

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まずはどこを走っているのかを確認してみましょう。正式には小岩(新小岩操)~越中島貨物間11.7kmの路線でJR東日本に所属しています。小岩~亀戸間は総武線に並行しているので、単独の線路になるのは亀戸~越中島貨物間です。略図でご覧のように亀戸からは明治通りの西側を南下し、新砂踏切から西に向きを変えた先が終点の越中島貨物です。途中、交換設備のある所はかつての小名木川貨物駅の名残で、その跡地はアリオ北砂というショッピングセンターになっています。
*訂正 永大通りは永代通り、松尾工場踏切は松尾工場前踏切が正当です。

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2017年7月、平井のホームから撮影。総武快速線の北側にある非電化の単線が貨物専用線です。複線分の用地があり、荒川の鉄橋も複線の構造になっていますが、今後も複線になることはないでしょう。現在はレール運搬の不定期列車が1日3往復設定されていて、資源(貨物)がなければ単機かウヤ(運休)になります。以下は昨年8月から今年の1月以降に撮影したものです。

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亀戸の千葉寄りで総武線の線路4本をオーバークロスして南側に移ります。左端に見えている線路は東武鉄道亀戸線です。

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亀戸のホーム部分は少し高い位置を走ります。おもしろいアングルですが、晴れたらもろ逆光です。

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左にカーブしながら京葉道路を越え、しばらくは築堤を走ります。

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築堤の西側に道路が並行しています。ここは竪川橋梁の手前。

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振返れば竪川橋梁が見えます。上を走るのは高速7号小松川線。鉄橋に沿った道路はないので、回り道しないと南に進めません。

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竪川は川としての機能なく、竪川河川敷公園になっています。夏はこのあたりでカヌー、カヤック遊びもできるらしい。

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かなりシュールな光景です。

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一応、築堤に沿った道はあります。私有地なのかも知れないけど普通に歩けました。

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小名木川を渡るトラス橋が見えてきました。

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橋の西側から。小名木川は現在も水路として機能しています。

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明治通りの進開橋から。

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遊歩道にはこの地区の歴史を記した文学碑もあります。

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鉄橋は複線になっているのがよくわかります。真ん中のタワーマンションがなければ、スカイツリーが見えるのですが。

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ここが現在の小名木川。かつてはこの左一帯に貨物ヤードが広がっていました(といっても私は見た覚えがない)。左の矢印の所に小名木川統合詰所の建物があります。

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進開橋を渡った次の交差点の地名表示。実際に駅があるわけではないので、事情を知らない人は戸惑うかも。

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上下列車ともここでしばらく停車します。運転時刻が設定されているのはここまでで、その先は構内運転扱いとなるため、時刻はかなりアバウトになります。

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手前の建物が小名木川統合詰所。列車が来ると踏切操作のため係員が中に入りますが、通常は無人のようです。このあたりで線路は地平になるので、多少は写真も撮りやすくなります。

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詰所の脇で線路を潜る道路。これも提灯殺しです

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その道路を東に進み、明治通りを渡れば砂町銀座に続いています。昭和40年代、この道路をひと側奥に入れば金魚の養殖池が広がっていました。

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詰所の南から仙台堀川公園までは、線路敷を利用した遊歩道(南砂線路公園)になっています。

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仙台堀川公園は水路が残っています。

P3047917 幹線27号
最初の踏切は葛西橋通りを横切る幹線27号踏切。

P3047918 幹線27号
列車が小名木川に到着すると、踏切を操作するため係員がここまで歩いて来ます。左端がその踏切小屋。奥は仙台堀川公園を渡るガード。

P2247798 締川
左の矢印が幹線27号踏切、真ん中の矢印が締川踏切、右のガードは城東電軌こ線ガードで、昭和47年まで都電がその下を潜っていました。都電の線路敷は都電緑道になっています。

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都電緑道は樹木が生長し、上を走る列車はほんの一瞬しか見えません。

P8044624 幹線3号
永代通りと交差する幹線3号踏切。都営南砂住宅が建並ぶのは、かつての汽車製造東京工場の跡地です。道路は西(左)に行けば東陽町で、錦糸町駅前~門前仲町間の都バスが頻繁に走っています。

P8044616 松尾工場
松尾工場前踏切。付近にそれらしい名前の工場はありません。このあたりまで来ると明治通りも商店がなく、夏場に歩くのはかなりシンドイ。

P8044619 新砂
新砂踏切。奥の高架は地下鉄東西線の深川検車区に向かう線路です。

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踏切から北側を見たところ。手持ちの地図(2020年発行)には奥の木立の先あたりに跨線橋が書かれていますが、実際には影も形もありません。しかし、ネットで検索すると明らかにそのあたりで線路を俯瞰する画像も見つかるので、かつては跨線橋が存在したのでしょう。

P8044621 新砂
新砂踏切の南側。並行する道路が撮影によさそうなのですが・・・・・。

P8044623 新砂
この道路はジェイアールバス関東の営業所へ通じているので、部外者は立入り禁止なのです。レールセンターは北側が地下鉄の車庫、南側は潮見運河なので簡単には近づけません。レールセンターの西端へは京葉線の越中島から行けるようだし、潮見から運河越しにある程度は様子を窺えるようなので、いずれはそちらにも行ってみるつもりです。
*その2は列車の走行シーンでまとめる予定。

無名という名前

 先日、中央線の下り快速で信濃町~千駄ヶ谷間を走行中、ふと目に入った交通信号の上の地名表示が無名橋だったような気がして、後日、確かめに行ってみました。

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上り、中央・総武線各駅停車の車内から。間もなく無名橋の下を潜ります。前方は信濃町の駅舎、左に道路が並行していて、橋の袂に交通信号があります。

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えらく立派な信濃町駅舎。といっても駅ビル的な商業施設はありません。左右に外苑東通りが横切り、その昔はここを都電が走っていました。

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その南側から。左側が神宮外苑、右は慶應病院。問題の橋はすぐ近くです。

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橋の北詰にやってきました。車は通れないようです。

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地名表示のアップ。

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橋の欄干部分に無名橋というプレートは見つからず、北詰の写真の赤丸部分にプラスチックのこんな表示がありました。水道局の管轄のようです。現在の地名は線路の北側が大京町、橋の部分は霞ヶ丘町になります。

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手前が線路を横断する部分。奥の首都高を横断する部分は幅が狭くなっています。回りには商店や住宅もほとんどないのに、人通りはそこそこにあります。

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その境目あたりで振返って見たところ。右は慶應病院の建物。道路は真っ直ぐに新宿通りまで続いています。

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金網越しに見た千駄ヶ谷方向。

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同じ方向を首都高の上から。金網が邪魔しています。左の建物は神宮スケート場、さらに手前はホテルができていますが、その昔は神宮プールがありました。私が子供のころは高速道路もスケート場もなく、秋になるとこのあたりでドングリ拾いをしていました。

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信濃町方向は金網に雑草の蔓が巻き付いて見通しが悪い。

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首都高の上から。外苑方向へのアプローチはかなりの勾配です。

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渡り切ったあたりで少し見通しがよくなります。

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こちからが南詰。

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振向けば木立越しに国立競技場が見えます。右の建物はマンションかと思ったら、三井ガーデンホテルでした。

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土地の所有者として明治神宮も名前を連ねています。

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これ、橋の欄干にしてはちょっと形が怪しい。

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よく見れば信濃町寄りには太いパイプが通っています。そうか、これは水道管なんだ。ということは、水道橋だったのに後から人が通れる橋を併設したのだろうか。

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改めて北側から見ると、かつてはもう1本、水道管が通っていたような跡があります。
ということで、この橋は道路橋としての正式な名前がなく、無名橋というのは便宜的な名称なのだろうと思われます。以上、現場からの中継でした。

やけを起こさず夜景を撮る

シグ鉄さんが一眼レフで夜景撮影に取組んでいるので、参考になりそうな写真を集めてみました。いずれも撮った本人ですら、失敗なのか成功なのか、ようわからんのです。

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私の地元、高円寺駅の南口で、カメラはコンデジ、プログラムオートです。デジカメはこういう光ものに対しては、フィルムカメラよりも鮮やかに表現してくれます。ほぼ、見た目と同じなので、成功例といえるでしょう。

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阪神電鉄武庫川線の武庫川。夕暮れ時で空はまだ明るさが残っています。ほぼ見た目どおりですが、電車の方向幕、右上の時刻表と時計は飛んでイスタンブールで、まるっきり文字が読めません。これがデジカメの一番の特徴なのです。

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これは2段くらいマイナス補正しています。なんとなく文字があるような感じはしますが、目で見た感覚とは違います。

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阪堺電車の天王寺。5月27日の19:57だから完全に陽は沈んでいます。ほぼ見た目どおりですが、1/30くらいなので少し手ぶれが出ています。

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これもほぼ同じ場所で、道路が拡幅されています。手ぶれ補正付きのカメラになっているけど、一目でわかるほどの違いは出ていません。

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同じ日の約20分後、上町線の住吉です。繁華街と違って周囲に強い光源がないので、背景が潰れています。画像処理で補正すれば、建物の輪郭くらいはわかるようになるでしょう。

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これも夕暮れ時、止められないなら流してみようとしたけど、動きにシンクロしていません。

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空も暗くなりました。シャッター速度を変えたりしてみても結果変わらず。私の腕はこんなもんか。

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新宿駅7・8番ホームの下り端から下り列車の後追い。前後移動なのでそんなにブレはなく、文字ははっきり読めます。

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向かってくる列車もほぼ同じ。前照灯に照らされたレールがアクセントになります。

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鉄なら電車の形を想像できるけど、一般人はどう見るだろうか。画像処理でシャドーを持ち上げれば電車の輪郭はわかるようになるでしょう。

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少し日を置いてまた挑戦。車体の輪郭が朧気にわかります。

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シャドーを持上げるとこんな感じ。結構しっかり写っているじゃないか。

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白い方が写りはいい。右に埼京線が入って画面に変化がつきました。前回より感度を上げているのかも知れません。

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信濃町、9月2日の19:50だから完全に夜です。方向幕の明かりがわかるけど、もう少し車両の輪郭も出したい。

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翌日、また挑戦(嵌まると結構しつこい性格なのです)。18:06でちょうど日没の時間ですが、まだ周囲は少し明るく、なかなかいい雰囲気に仕上がりました。露出はカメラ任せです。

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18:10、さらに暗くなっているはずなのに、カメラが気を利かせて明るくしてくれたようです。

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18:14、これもまぁまぁかな。

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18:24、空もほとんど明るさがなくなりました。

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同じ画像を補正したもので、少々ノイズが目立ちます。

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18:54、後追いは運転室の明かりで救われるけど、電照幕の文字は飛んでいます。

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京王電鉄調布駅、上り線の八王子寄りです。地下線ですが照明が多いのでかなり鮮明に写っています。

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列車が進入してくると前照灯の光を拾って絞込むので、全体としては暗く写ります。

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大阪市営地下鉄御堂筋線の心斎橋。天井のシャンデリアのような照明は蛍光灯が並んでいます。人間の目では蛍光灯を1本ずつ識別できますが、デジカメだとベタの面発光体になってしまいます。

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2段以上マイナス補正して、やっとなんとか見えるくらいです。

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そんなんしたら何も写らんで、というカメラの警告を無視して、やっと蛍光灯がはっきりわかるようになります。

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こちらは淀屋橋。やはり適正露出では蛍光灯が一体化してしまいます。

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蛍光灯に拘れば灯火管制になってしまいます。

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最後は都電荒川線の向原。住宅街だから回りの明かりはほとんどありません。

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これが狙い目だったのです。デコレーションだけ目立ってしまいます。

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大塚駅前、シャッターは1/30か1/15くらい、手ぶれ補正付きのカメラですが、動いているものには効き目がありません。銀座通りくらいの明るさがあれば、もっと車体がはっきり写るはずですが、そうなると肝心のデコレーションが目立たなくなるでしょう。

 ということで、まずはカメラ任せでいろいろなシーンを撮ってみましょう。そうすればカメラの癖がわかるので、次の段階ではその癖を逆手にとり、自分が望む結果になるようにカメラを騙してやればよいのです。なかなか思うとおりに写らないと自棄(やけ)を起こしてはいけません。

プロフィール

モハメイドペーパー

 1946(昭和21)年生まれ、AB型、男。生息地は中央線(JR)の沿線なので、鉄道は複線で電化されているものと認識している。
 鉄道関係のライターが本業になり、今も細々ながら現役。趣味が鉄道模型製作だが、本業との境目は曖昧。

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